お泊まりお泊まり
神様、オチを下さい(切実)
ー神官リーンー
「帰りたい……」
町を出てから一日たちました。今夜は街道沿いの小さな町……いや、家が5件程度しか無いトコですが……ここの宿屋に泊まります。
えぇ、旅人専用ですからそれなりに良いトコですよ、うん……
シロガネ君やフェンリル君?が居ても問題無いみたいですし。
そう……そこまでは良いんですよ……うん
「お姉様~さぁ~一緒のベッドで寝ましょう」
えっと……先ほどから、同行者でモンスターテイマーのエイミーさんがや~け~に~引っ付いてくるんですが……
「イヤ~んお姉様、エイミーと呼び捨てして下さい」
「エイミー『さん』が引っ付いてくるんです」
ーフェンリルー
大変だな~あの神官も
「他人事ですね~」
「てめぇが言うな、御主人なんだろ?」
何で他人事なんだよ、このマンティコア?!
「まぁ、取っ手食われる訳でも無いんですし……いや、別の意味では食われるの……か?」
「分かってたら助けてやれよ」
ついでにそのまま、あの腐れテイマーを亡き者に……
「出来ませんよ」
「?!」
コイツまさか……俺の心を読んだのか?!マンティコアにそんな力が?!
「ふはは、怖かろう」
「?!」
「しかも、脳波でコントロール出来る」
うっせぇ、ネタブッこんでくるんじゃねぇよ、一瞬焦ったじゃねぇか!!
「おやおや~?焦るような事を考えてたんですか~?」
くっ……クソがぁ
ーエイミーー
ふふふ、作戦通り(ニヤリ)、旅費を浮かす為と言いきれば同じ部屋に泊まれる上に、『女の子同士』で一緒のベッドに~。
『まだだ……まだ笑うな私』
「むっ、今、僕と同じ何かを感じた!!」
「てめぇはドコのニュー○イプだよ?!」
向こうで獣達が何か言ってますが無視、今は
「お姉様~」
「ひぃぃ~?!」
あらあら、そんなに怯えちゃって、誘ってるの?そうなの?ふふふ
「さぁ、一緒に夢の世界へ~」
『ごきゃっ』
「「あっ?!」」
ーシロガネー
すっげぇ~リーンさんが手加減無しであの女の子……何て言いましたっけ?え……え……江○マキ○?
「おい?!」
フェン君のツッコミはさて置き、僕の時とは違う角度での一撃が入りました、流石です『我が一撃は無敵なり』です、なんちゃら言語です。
「新刊はもう出ないのかな?」
「もう、てめぇは黙ってろ!!」
フェン君酷~い
(神様)却下




