ユリユリ
いつものショートです。
ーシロガネー
「リーンさん、大変です、事件です、何とか一の事件簿です」
「落ち着きなさい!!」
『ごん』
あっ、今、手加減しましたね?ね?ね?やっぱアレですか?人前……特に偉い人の前では猫かぶ……
『グワァラゴワガキーン』
あれ?何か聞いた事無い擬音です、これってアレですか?どっかの『葉っぱの人』がホームラン打った時の音?ヤバくね?
「あれ?顔の左に壁がある?」
「地面だろ馬~鹿」
どうやら倒れてたようですが……そんな事より、目の前に白い狼が居ます、なんか……僕と違って格好いい~悔しい~けと感じ……てたまるか~こんちくしょ~め~ダイッキライダ~オッパイプルンプル……
『ごん』
おぉうリーンさん、上から叩き付けてトドメを刺しに来るとは……未知なる驚きこそが我が歓喜~!!
「ギルガ○ッシュかよ?!」
「ラ○ダーですよ~」
「「……」」
あれ?今、この白い狼、ツッコんで来ましたよね?あれ?もしかして?
「ギャグの分かる人材?」
「てめぇ……何でそうなるんだよ!!」
うっわ~思いっきり牙向いてます、是非その顔で「黙れ小僧」って言って欲しい~
ー神官リーンー
「どうしてこうなった?!」
ギルドから東門まで来るようにとは言われましたが……まさか、中央からの使者のお出迎えなんで……
「聞いて無いですよ顎髭ダルマのギルマス!!」
「顎髭?」
あぁ~使者の女の子も驚いてますね、ってか見た目、私とあまり変わらない歳かも?
「えっと、中央からの御使者様ですね、私は神官リーン、このマンティコアはシロガネです」
「私は中央からの使者で、モンスターテイマーのエイミーと言います、あの……リーンお姉様と呼んでも良いですか?」
はぁ?何か目をキラキラさせながらコッチ見てますケド……その向こうでシロガネ君までキラキラさせてます……何で?
ーフェンリルー
あぁ~エイミーの悪いクセが出やがった。
「ひゃっほ~ユリだユリだ~ユリユリだ~ホ○ノ・ユリ」
「ルリだ馬鹿!!」
あぁ~クソこのマンティコアめ、何でさっきから俺にこんな事言わせやがる
「ニヤリ」
「……」
その『してやったり』ってニヤケ顔も止めろ!!
日曜日に卍解?