寒気寒気
ネタストックが少なくなりました……やべぇ
ー西へ向かう人達ー
ここは街道、東に行けば王国首都、西へ行けば辺境の町……まぁ、今回の目的地だな。
「本当に連れて来るだけで良いのか?ぶっ潰さなくて良いのか?」
「何をさっきから物騒な事ばかり言ってるのよ」
コイツ……まぁ、俺の『一応』マスターだが、折角の力を使いたがらないんだよな~
「おいおい、天下のモンスターテイマー様ともあろうお方が、力の誇示をしたがらないとか、それこそ変だろ?」
「ちょっと、フェンリル?!」
そう、俺はフェンリル……になっちまった……まぁ『この世界』では最強の一角らしいが
「暴れないでよ?」
さっきから煩いコイツは、俺の主(仮)モンスターテイマーのエイミー、俺の睡眠中を襲ったイヤな娘だ。
「ちょっと、変な事言わないで、襲ったんじゃなくて、貴方が無用心にも寝てただけでしょ?」
「ふん、人の寝床に『勝手に』侵入しといて何言っやがる?!」
寝てる時にテイムしやがって……絶対許さねぇ……いつか逃げ出してやるからな。
『マンティコアにでも食い殺されねぇかな?』
ーシロガネー
『ぶるっ』
「どうしたのシロガネ君?」
「白い方が勝つわ」
「はぁ?」
違うでしょ、そこは『ラ○ァは賢いな』でしょ~?!ちゃんとツッコまないと
『ぐしゃっ』
ちょっと待って、ねぇ今二メートル近くぶっ飛びましたよ?ねぇ、フレイルの威力ってこんなもの?
「へぇ~フレイルって結構強力ね」
「いやあの……聞いてますリーンさん?」
「軽く振ってこの威力……ふ~ん」
待って、その『ふ~ん』は何?ねぇ何?止めて、乱暴する気でしょ、エ○同人みた……
『ごきゃん』
あらあら~今度は三メートルも飛びました~すっげぇ~やったね記録がどんどん伸びるよ、おい馬鹿止めろ
「う~ん、半分ってトコかしら?」
半分ですか?イヤ~ん、これからドゥンドゥンヤろうゼ~……じゃねぇぇぇぇ~?!死ぬ、死んじゃいマッサルマッサル~♪
「余裕あるじゃない?」
これは余裕じゃない、汗と涙の結晶だぁ~!!
次もがんばる




