急所蹴り急所蹴り
話進まない……
ーシロガネー
「姉さん、事件です」
「誰が姉さんよ!!」
流石リーンさん、間髪入れずにツッコミとは……今年のM1はいただきマウスですチュー
『ひゅん』『ひょい』
ふはははは~絶対に今の言葉で、物理的ツッコミすると思っていたわ~避けてやっ……
『げしっ』
くぅぅぅぅ……き……急所はあかん……爪先はあかん……人として……いや、男の威厳として……それ蹴ったら圧巻~♪
「余裕ね?」
「いえいえ、やせ我慢です」
何しろ、男の急所への蹴りですから、冷や汗と言うか脂汗と言うか……何か色々止まりま千円二千円三千円~前か~ら~愛~し~て~る~八千円過ぎた~頃か~ら~もっと恋し~くなぁ~って~♪
「ごつっ」
痛い痛い痛い~油断してた所への一撃、流石です、完璧です、この気持ち、まさしく愛だぁぁぁぁ~だが、行き過ぎた愛は~何か違う性癖へとなる~!!
「何馬鹿な事言ってんのよ!!」
「愛ならしょうがないのです」
ー神官リーンー
はぁ……面倒事になりました。中央です、よりにもよって……
「大丈夫ですか?便秘ですか?まさかあの日?」
『ごきん』
あっ……シロガネ君のセリフに思わず『全力』でメイスを振ってしまいましたが……まぁいいでしょう……シロガネ君ですし
「痛たたた、今のは本当に痛かったですよ?」
首を変な方向に向けながらコッチ見ないで下さい、あっち見てて下さい、ガーンズさんでも見てて下さい。
「こっちに振るなよ」
ガーンズさんが何か言ってますが、知りませんよこんちくしょう~
ーガーンズー
「何か、リーンさんのご機嫌斜めに離陸して行きましたね?」
訳分からん表現は止めとけシロガネ
「まぁ、神官と魔法使い……特に中央の連中とは仲悪いからな」
「へぇ~そうなんですか?」
まぁ、マンティコアが……(元人間だったっけ?)組織の対立なんて知ってる訳ねぇか
「神官は神に仕える神聖な職、魔法使いは魔力って力の制御を行う職……ってなれば、お互い反発するもんでしょうね~」
「……」
おいおいマジかよ?シロガネのヤツ、対立構造理解してやがったぜ、やべぇ、明日にでも魔王復活するんじゃねぇか?
「いくら何でも失礼じゃないですかガーンズさん?」
お前が『まとも』な事言うってのは、それぐらい異常って事なんだよ!!
さて、どうしましょ




