中央中央
短いてす、すみません
ーガーンズー
「ちょいと聞いた話なんだかな?」
いきなりですねガーンズさん、何です?行き急いでるんです?老い先短し恋せよ乙女……いや、漢女?
「……シロガネ?」
あぁ~すみません、話聞いてませんでした、ってか、ガーンズさんからの話って、大体悪い話じゃないですか~ヤダ~
「……まぁ、そうなんだけどな」
うっわ~、否定しないよこの人、悪魔~人でなし~このミスターサ○ン
「サ~タ~ン、サ~ターン」
「変な音頭取るんじゃねぇ」
何言ってるんですか、このセ○サターンさんは!!せ○た三四郎呼びますよコンチクショ~め~!!
「いいから聞け、お前、何か中央に呼ばれるらしいぞ?」
はい?チュウオウ?チュウオウってアレですか?封神演技に出てた『殷の紂王様』?
「誰だよそれ?」
知らないならそれで良いのです。で、中央って何ですか?
「……まぁいいけど……中央ってのはあれだ、ここ王国の中心地にある魔法使い共の本拠地……ってトコかな?」
それはアレですか?髭のお爺さんとか、寡黙なノッポの先生とか、髭ボウボウの大男とか、怪しい人達が居るホグ○ーツ何とかみたいな?
「……何々だよそれ?分からん」
魔法使いって言ったら、そんなイメージなんですが……違うんですか~残念無念でまた来週~♪
ーシロガネー
「中央……」
あらら、リーンさんの顔色が悪いです、マッハです、代えの顔の用意は?
『ごっ』
ぐっ……真下から鼻先だけを叩き上げるとは……流石です、まるで機械です、僕の鼻だけを狙う機械かよ、ビル○ットさん、逃げて~!!
「はぁ……君は事の重大さに危機感を持つべきです」
危機感ですか?まぁ、魔法使いが沢山いる場所に呼ばれてるんですし……まさか解剖される訳でも~
「……」
「……」
待ってリーンさん、ガーンズさんも、なんで他所見てるんですか?何故コッチ見ないんですか?ねぇ?ちょっとちょっと~?まさかのマッドな展開?止めて下さい、死んでしまいます!!
つ……次こそ頑張る頑張る




