合体魔法合体魔法
このネタは怒られるかな~やっぱ
ーシロガネー
「とりあえず、火と水の魔法を覚えました」
「ちょっと待ったぁー?!」
リーンさんから待ったが掛かったーこれは告白……すみません、ジョークです、アメリカンジョークです、だからメイスを下ろして下さい、あ、三枚下ろしって意味じゃ無いですよ?分かってます?ねぇ、答えてよバーニ……いえ、リーンさん?
「……」
すみません、無言が一番怖いんですが……やっべぇ~手が震えてきやがったぜ~、クスリ~クスリをくれ~、一番良いのを頼む、そんなネタで大丈夫か?大丈夫だ、問題無い!!
『ゴッ』
薄れ行く意識の中思った、的確に後頭部を狙ってくるリーンさんは、戦士系になるべきだったと……
ー神官リーンー
「火と水の魔法って……」
「ほ~らほら、指先から火が出ます、水も出せます」
右の人差し指から火を左の人差し指から水を器用に出すシロガネ君。
うん……出ますね……うん、
「……で、君は何をしたいの?」
「そりゃ~勿論、風魔法覚えて空を……」
えぇ、私言いましたよね?『マンティコアは風魔法で体を浮かせてるんだって』と、だから、まず覚えるべきは風魔法だって、言いましたよね?何度も言いましたよね?ねぇ、こっちを見て下さい、シロガネ君?何で横見ながら口笛吹いてんですか?何で微妙に上手いんですか?ホント、そろそろいい加減にして下さい!!
ーシロガネー
『そろそ覚悟を決める時かな艦長』
って、脳内で偽ジンジャハ……何とかさんが言ってます。
確かにやり過ぎです、やり過ぎコ○ジです、もっと真面目に生きるべきです、え?お前の事だ?何を仰るんですか?僕は真面目です、真面目に不真面目、怪盗ほにゃららです。
「シロガネ君……」
あぁ~リーンさん、本気で悲しい顔しないで下さい、僕も本気出しますから、えぇホント
「明日から本気出す」
『すぱーん』
良いスイングだ、これなら甲子園を狙える……ぜ。
バットの代わりにメイスでボール打つのは有り有り有り有りアリ~デ・ブェルチ?
「まぁ、それは冗談ですが」
「絶対嘘でしょ?!」
いえいえ、冗談です。どこまでかは言えませんが、あぁ、リーンさんがガックリしてる、レアです、Sレア……いやいやSSレアですお客さん。
「……」
「ご免なさい、ちゃんとしマッスルマッスル~」
あっ、叩いて来ない、これはあかん(汗)
ー神官リーンー
ガックリしてたら、シロガネ君が何かしだしました。
右手に火、左手に水、顔は真剣です、珍し……ってか、見た事無いような?
「ヒドイ!!僕だって真面目な顔するのに~」
「あぁ~はいはい」
「スルー?!」
そんな事を言ってる間に、左右の手のひら……肉球の上?に、安定した状態の火球と水球を作り出しました。
何気に高等魔術ですコレ、全く真逆の魔法を同時に操るなんて……ちょっと、シロガネ君の事を見くびってたのでしょうか?
そう思ってた矢先
「右手からメ○、左手からヒャ○、合体魔法~メド○ーア!!」
えぇぇー?!合体魔法?!何それ?!
『じゅっ』
「あっ、消えた」
馬鹿ですか?ねぇシロガネ君、君は馬鹿なんですか?火と水を合わせれば消える、当たり前ですよね?何々ですか?そもそも○ラって何?○ャドって何?メ○ローアっ何?もう、全てが何?
「う~ん、漫画だったら出来たんですが」
マンガって何?何で出来ると思ったですか?
「あっ、そっか、水じゃなくて氷だった」
「結果は同じだ馬鹿ぁぁぁー!!」
もう……嫌……
こっそり生きて行きたいです