魔法だ魔法だ
Q:ネタって何処に落ちてるんですか?
A:三丁目の曲がり角
ーシロガネー
「話をしよう。あれは今から三年前……いや、十年前……いやいや、一億飛んで5日前だったかな?」
「何を言ってんのよ君は?」
はい、リーンさんからツッコミ貰いました、御約束です、決定事項です、円環の理です、もう何も恐くないわ、体が軽い(死亡フラグ)
「……で、何をしてるの?」
僕の手元見ながら不思議そうな顔してらっしゃいます。
ですよね~不思議……遊技……おっと古い古い。
例の『ひゃっはーさん達襲来』から一週間が経ちました。
あの後、大変だったのです。
まず、理由を聞いたリーンさんが
『ふザケルなぁー』
っと叫びながら、金貸し屋本店へと突入、雷撃はありません。
バオウ・ザケ……は出ません。
迫り来るひゃっはーさん(用心棒)をばったばったショウリョウバッタにコメツキバッタ、倒す、弾く、ぶっ飛ばす。
『神官って何だっけ?』
っと思わせる程の八面六臂の活躍で、金貸しのボス……えっと……何て言うか……いかにもボスって感じの豚……げふげふ、太っ腹な方(皮下脂肪的意味で)をメイスの一撃でぶっとばす。
いや~もぉ~凄いですよ~。頭部殴って、血を撒き散らした所に「ヒール」で即回復、再度殴る→ヒール→殴る→ヒール→……
すみません、これ何です?永久コンボ?コイン製造?楽々ワンナップ?死ぬに死ねないって、ある意味地獄?
最後には
「くっ、殺せ!!」
って言うし……アンタが言うな男が言うなオッサンが言うなー!!
『くっころ』は女騎士のみの特権だぞ~!!
ちなみに、現場には僕もついて行きました~入り口付近で見守り隊。
回想終了。
「……だ~か~ら~、君は何してるのって聞いてるのだけど?」
あっ、すみません、感慨ふけってました。
ちなみに、干害になると田んぼが大変な事に、でも台風の時は、田んぼ見に行ってはいけませんよ、フラグですよ。
「……シロガネ君?」
あぁぁ~怒らないで、美人が台無しですよお客様。
ー神官リーンー
「何時も思うんですが……彼との会話が疲れます」
「あぁ~酷い」
シロガネ君が、本当に悲しそうな顔をしますが……
「そういう演技は要りません」
「残念」
「くっ……」
落ち着け私、平常心平常心……
折角、悪徳金貸しでストレス発……うん、発散した所なのに、またストレスが溜まりそうです。
「言い直しを諦めてるなんて……」
無視です無視、シロガネ君の言う事に反応してはいけません。
「で、何をしてるんですか?」
最後通告の様に、淡々と……うん、シロガネ君への対応はコレですコレ。
「あはは……ちょっと魔法の練習を……」
そう言えば、シスターに魔法の使い方を聞いてました。
ちなみにシスター、神聖魔法だけじゃなく氷結系の魔法も使えます、凄い方です。
「で、魔力集中の方法を習ったので応用してみようかと」
待った待った待った~!!今何て?魔力集中の方法?習った?なのに応用?
「シロガネ君、魔法使えるようになったんですか?」
「はい」
何アッサリしてるんですか、この子。
ω-、)ノシ))){落ちてなかったよ