表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/481

金貸し金貸し

4コマ漫画的感覚で投稿中

ーシロガネー

御飯美味しいです。

教会ですから量はありません……が


「薄味うまうま~」


キャベツに似た野菜ですが、意外と美味しいです。


「なんだろう、何か隠し味でもあるのか?」


『ただで食べる飯は美味しいか?』


……知らない誰かからツッコミ『食らった』気がします。

御飯だけにー

げふげふ……それよりも


「すっげぇ、丸かじりしてる~」

「口おっきい~」

「ガリガリ言ってる~」


子供達の無垢な目が、僕の汚れた心が浄化されちゃいます。


『止めろ~そんな純真な目で見るなぁ~汚れたきった僕を見るなぁぁぁぁ~』



ー戦士ガーンズー

『……気マズイ』


マンティコア討伐終わったんで、暫く休みにしようと言う話になってたんだが……つい、いつもの癖でギルドに顔を出した所リーン嬢ちゃんに会ってしまい……


「ガーンズさん、聞いてます?」

「お、おぅ……聞いてるよ」

「全く、シロガネ君のせいでですね、わたしは……」


さっきから愚痴だらけ。

いや……分からんてもないが……ギルドで、あれだけ騒げば……いや、騒いだ訳でもないか?


「ガーンズさん、聞いてますか?」


もう、勘弁してくれぇ~



ーシロガネー

おや、教会入り口が騒がしいです、これはアレですか?


「へっへっへっ、借金返済期間は過ぎてるんだぜ」

「待って下さい、お金は必ず用意しますから」

「こっちとら慈善事業じゃねぇんだよ」

「分かっています、ですが、そもそもこのお金は」

「うるせぇ、払えねえんなら体で返してもらおうか」

「あぁ、何をするんです?!」


って感じのファンタジーお約束?

やったねシロガネ、ファンタジーのお約束が増え『おいバカ止めろ』

乗らなくちゃ、このビッグウェーブに(使命感)



ーシスターー

「何度言ったら分かるんですか」


本当、この人達は……


「そんな事言わず……頼むからお金借りてくれ」


どこの世界に『頼み込んで借金』させる人がいるのかと……

リーンではありませんが頭痛が……


「あの娘もこんな感じなんでしょうか?」


思わすポツリと出てしまいます。


「そこをなんとか~」


目の前に居る二人組、明らかに堅気じゃ無い見た目……モヒカンと言うんでしょうか?……ですが、所謂金貸し業、狙いは分かってるんです


「……で、お金借して、払えなくして、代わりに神官リーンを連れて行くつもりですね?」

「……」

「はぁ~」


この金貸し業の大元がリーンを狙っている事は知ってました。だからこそ、冒険者として頑張っている姿を見た時は安心したものです。

なのに……


「そんな裏が分かっていて借りる訳ありません、お引き取りを」


こんな馬鹿な話はバッサリ切り捨てます。


「「「えぇぇ~?!」」」


……なんでしょう……ビックリしてる声が二人以上聞こえた気がしますが……

教会の柱に隠れて、例のマンティコア……シロガネ君でしたっけ?こっちをチラチラ見て来ます。

何を期待してるんですか君は……


「ひぃっ?!」


金貸し業の二人も、初めて見たマンティコアに及び腰です、まぁ……普通はそうですよね……私も、だんだんこのマンティコアが怖く無い気がしてきました。


「あの目が……怖さを無くしてるんですよね……」

ネタの神様、ネタ下さい(切実)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ