ナイフ
骨董市で結構ナイフを見かけます。
大きめのやつから、ちいさめのやつまで。ぴかぴか光ってるやつから、錆びてるやつまで。
ナイフを見ると、わたし、なんか、ドキッとしちゃうんですよ。心惹かれるというか、目がはなせなくなるというか。ナイフフェチだったか。
新たな自分を発見したところで、とりあえず1本購入しました。ペーパーナイフですけど。このちょっとした重みがまたいい。そんなに古いものじゃなくて、普通に使えそう。
って、何に?
ドキッとしがてら購入したわけですが、ペーパーナイフって、なにに使うの?手紙の開封?手でいいじゃん。そんなナイフで気取って開けたところでケガしそう。
ああ、買ったはいいものの、使いみちなしか~部屋の飾りか、でも飾るって、うち猫いるのになんか危なくないか、じゃあしょうがない、たまに取り出して眺めて、ナイフを堪能するか~と思っていたところ、ありましたよ、使いみちが。
わたしたまにスケッチブックに落書きみたいな絵を描くのですが、絵を描いた後、「あれ?このスケッチブック紙が全部くっついてる?どうやって一枚一枚はがすの?」となりまして、ここでペーパーナイフ華麗に登場!のりがついていないところからナイフをさしこんで、はがすんですね。わたし紙がはがれたことよりも、ペーパーナイフが役立ったことに、喜びました。こいつはわたしになくてはならない存在だった。
けどまあ、1本あれば充分ですよね。あいかわらずナイフ見るとドキッとしちゃいますけど、集めるにしても実用性がない、飾れないじゃ、ちょっとなあ。
ちなみに剣とかも好きです。シンプルなのよりも、デザインが凝ってるやつがいい。左右対称じゃないほうがいい。主張しすぎないのがいい(またどうでもいいことを)。