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こんなことがあった

くそ、時間を無駄にした!とお感じになられても、責任はとれません。

 迷子になったことがあります。

 骨董市の会場内じゃありません。

 地下鉄の入口が見つからなかった。


 わたし自分じゃそうは思わないんですけど、今までの人生を振り返ると、方向音痴と言わざるを得ないようです。(自分では普通だと思ってます)

 はじめて行く骨董市だったので、電車降りて、階段昇って地上にでたら、骨董市会場がある建物を探して、地図とにらめっこ。どうにかこうにか会場にたどり着き、骨董を買ったまではよかったのですが、問題は帰り道!


 駅がない。


 わたしは正確に来た道をもどったつもりなのです。来た道を正確に戻れば、地下鉄の入り口にたどり着くはずです。

 しかしあるべきところにそれはない。消えた?


 もう一度骨董市会場がある建物にもどって、辿りなおしましたが、結果は同じ。


 道を一本間違えたかな、あははと冷静さを装ったものの、内心「これは迷子になったということか」とショックを受けました。だって、建物と地下鉄の入り口、そんなに離れてないんですよ。それなのにこのありさま。 

 

 もう地下鉄の入り口じゃなくて、駅本体を探そう!と思っても、たどり着けない。

 その辺に立ってる案内板とか、道路標識まで穴があくほど見たけど、かえって違う方向に行ってるみたい。


 ああ、ここは異世界、わたしは異邦人。


 その日は夕方から仕事があって、その前の時間利用して骨董市に来てたから、あせりまくり。

 人に聞けばいいんですけどね、道くらい。小心者なもんで、ふんぎりがつかない。

 妙なプライドが邪魔をして、「わたし、困ってるんです~」というオロオロしたリアクションもとれず、「わたしにはなんの問題もありません」というポーズをとっていました。愚か者。

 結局ぐるぐる歩き回ったあげく、3番入り口を発見して、そこから地下鉄に乗りました。

 ずっと探していたのは2番入り口ですけど。


 地下鉄の出入り口ってちっちゃくないですか!?もっとばーんと、「ここだよ、ここから電車に乗れるよ~」ってアピールしてくんないと、風景にとけこんでちゃあ、わからないよっ。

 いや、地下鉄自体が迷路です。改札通るときだって、ここでいいのか、通ったらあとには戻れないぞ、と慎重になります。きびきび迷いなく歩いてる人かっこいいなあ~。地下鉄慣れしてるんだろうな。


 今回ほんとしょうもない話でした。骨董がでてこない。

 いや、はじめての骨董市に行くときは、くれぐれも迷わないようにね、という話です。

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