ブレッド缶
前から欲しいな、欲しいな~と思いつつ、なかなか購入に踏み切れないアンティークがございます。
それは「ブレッド缶」。
ホウロウ製の、パンの保存容器です。1950年ぐらいまで使われていたみたい。手持ちのアンティークの本によると、イギリス製が圧倒的に多いです。
大きさは決まっておらず、まちまちですが、大体幅30~40、奥行き20~30弱、高さ25~35くらいの(単位はセンチメートル)四角柱で、正面に「BREAD」の文字(ないのもある)。取っ手がついた蓋がある。
ホウロウとは、金属(鉄やアルミ)にガラス質を熱でくっつけた製品のことらしいですが、水に強く錆びないので、キッチンまわりに重宝されました。
このブレッド缶、フォルムがいい感じだし、キッチンじゃなくとも、部屋に置きたいっと常々思っていたのですが、今日まで二の足を踏んでいます。
だって、まず第一に、高いんだもの。(値段が)
ちょっといいやつ買おうとしたら、諭吉さん2、3人とお別れしなければならない。
第二に、入れるものがない。
最早パンは入れないし(基本冷蔵庫に入れちゃう)お菓子でも詰め込んで好きなときにパカッと開けて食べるか、とか考えましたが、なんだかなあ。なかなか、適当なものが思いつかない。
そんな理由で、今現在も欲しいな~とただなんとなく思うだけにとどまっております。
いつかそんな理由をものともしない、わたしの好みドンピシャな(どんぴしゃって・・・・・・)「ブレッド缶」に出会えることを期待します。
ちなみにブレッド缶のほかに、フラワー缶というものもありまして、円柱の形をしています。お花いれじゃなくて、小麦粉入れだそうです。わたしは誤解していました。