陶器と磁器
「陶磁器」って聞きますよね。「陶器」と「磁器」まとめて「陶磁器」ですが、じゃあ陶器と磁器って何が違うのか? とわたしはふと思いました。お前はそんなことも知らずにこのエッセイを書いていたのかと思われるかもしれないですが、全く知らなかったですね……。土をこねて形にして窯で焼くやつが陶磁器、といった認識でした。
さくっと調べてみると、陶器は主な原料が陶土という粘土で、磁器よりも低い温度で焼く、磁器は主な原料が陶石(岩石の粉)で高温で焼いたもの、だということが分かりました。原料の割合の違いみたいです。陶器だから石が入っていない、磁器だから粘土使わないってわけじゃないです。
指ではじくと陶器は「ゴン」という鈍い音、磁器は「キン」という澄んだ音がするらしいので多分これは陶器、多分これは磁器という手持ちの二点を試しに指ではじいてみました。
多分陶器「コン」
多分磁器「コン」
「?」
思ったほど違いが分からない。一番陶器と磁器の違いが分かるのは割れたときの破片だよと本に書いてありますが、割れたときって(^^;
まあ見た目素朴でちょっと分厚ければ陶器、白くて滑らかで薄ければ磁器だとは思うんですけど……。とにかく陶器は「土もの」磁器は「石もの」ということでした。また一つ勉強になりました。
じゃあ「土器」は? ってちょっと思ったんですけどそれはまた次の機会に。縄文土器って何気にいいです(*^^*)




