江戸の風
エッセイのタイトルを少し変更しました。
アンティークだけではなく、わたしの個人的な趣味に話がそれる場合が多分にあると思ったからです。
そして今回話はそれます。
ちょっと前の骨董市で江戸時代後期の陶器を購入しました。約150年前! 150年前の陶器が今ここに!
わたしは江戸時代が結構好きで、江戸時代の暮らし、などという本があるとつい買ってしまいます。
江戸時代の長屋の暮らしとか、江戸時代の屋台とか、着ているものとか。要はそのころの政治の話とかではなくて、庶民の平和な暮らしを眺めているのが好きなのです。勝手に自分の長屋生活を想像したりしています。実際に江戸の長屋に住んだらそりゃあ大変でしょうけど、想像でいいとこどりするのは実に楽しいです。
ただトイレ(厠)はですね……、表店(お店)入れて20軒ぐらいで一つのトイレ使ってたんですよね。朝とか長蛇の列になったりしないのだろうか。男性は小はそのへんで済ませちゃってそう(笑
しかもトイレのドア半分しかない! 上から丸見えやんけ、と思うのですが、江戸の人々はこれが普通だから気にならないのかな。便秘や下痢でうなってるときはわたしだったら気が気でならない……。
ただ、食べ物はおいしそう。もし江戸時代にタイムスリップできるのなら、江戸の四天王と呼ばれる寿司、天ぷら、そば、鰻の蒲焼きなどを食べたいです。出来れば屋台で月や花火を見ながらたらふく食べたい。背の高い建物がないからすごい開放感に浸れそう(すべて想像)
そしてわたしがここにきたぞという印に何か現代のものを埋めるとか、今も残っている寺に奉納する。現代に戻ってきたときに大騒ぎになるに違いない!




