骨董市
わたしが骨董を手に入れる手段は、骨董のお店に足を運ぶか(あたりまえだ)ネットで買うか、骨董市に出向くかです。
比較的骨董市が多いですね。
骨董市っていうのは、骨董品の即売会のことですが、規模や内容は開催されているところによってまちまちです。
骨董市の良いところは、実物を間近で見られること、いろいろな種類、年代の骨董が一様にそろうので、いろいろ比べることができたり、掘り出し物を見つけられること、それと・・・・・・たまに、終了時間近くになると突然安くなることかな?わたしも自宅からそう離れたところには行かないので、すべての骨董市については分かりませんが。
骨董市会場にたどり着くと、宝島にたどり着いたような気分です。賑わっていれば賑わっているほど、「みんな骨董を求めているのね」とひとり納得し、同時に「いいものをゲットしなければ」と戦闘態勢。骨董との出会いは一期一会と言っても過言ではなく、わたしは何度か、買おうかどうか迷っているうちに買い逃し、がっかりしたことがあります。財布の中身と相談しているうちに、お目当てのコは姿を消していました。
いくつもいくつも買えないので、いいのがあっても保留にしちゃうんですよ。そんで一応全部見て回って、やっぱり最初の買おう、と思って、売ってたお店にもどってみたら、ない・・・・・・!みたいなことがたまにあります。
自分が買おうと心の中で密かに決めていた骨董を、ちょっとよそ見していたすきに、他の人が手に取って眺めてたりして、「それはわたしの骨董だ。あきらめろ」とテレパシーをおくったこともあります。テレパシーもむなしく、その人は小脇にかかえてキープ体制に入り、蛇の生殺し状態になりましたが。いっそのことはやくお買い上げてくださいよ、あきらめがつかないじゃないか。(まあ結局わたしは買えませんでした 泣)
骨董市にお目当てのものが全くなかったこともけっこうあります。ってか、骨董市自体がわたしにとっては微妙だったことも。
電車ひと駅分のところで骨董市やってるっていうから、朝早いっていうから、仕事終わって寝ずに向かったのに、なんかフリーマーケットのような雰囲気だった、ってことがありました。売ってる物の大半がおばあちゃんの家で見たことがある、またはありそうな雑貨、みたいな感じ。そういうのが好きな方はとてもいいのだろうけど、わたしにとってはイマイチな骨董市です。ダルマの置物とか、年賀状に使う干支のスタンプとか売ってる。「オ~!ダルマ~!」とか外人さんが喜んでました。日本もの多いからかな、外人さん多かった。外国の方には宝の山に違いない。
わたしがイギリスや、フランスのアンティークを「かわいい~」とか思いながらいそいそ買っている姿を、イギリスやフランスの方が見たら、「おばあちゃんの家にあるわ」とか失笑されちゃうのかな~。