骨董初心者
某日、骨董市に行って、赤っ恥をかきました。
シャビーシックな銀色コースターを発見したので、「なかなかいい品だ」と思い、購入しようとしたら、店員さんに、
「(驚きの顔)えっ。それ、売り物じゃないですよ、商品を入れてた入れ物ですよ。百均で売ってるw」
と、言われて固まった……。
ただの百均入れ物を結構長い間眺めていたわたしはさぞ滑稽に映ったでありましょう。
しかし言われた瞬間、「まさか」と思っちゃいました。重みもあったし、サビもあったのに。なんと紛らわしい! 同じの三個ぐらいあって、選んじゃってたじゃないか! 何年も骨董市言ってんのに未だまるで素人なのがバレてしまった! プチパニックでしどろもどろに受け答えしてその場を去りました……。(けど他に一緒に買おうとしたラベルは少し安くしてもらえました。コラージュに使おう)
今百均でも「アンティーク風」なもの売ってるんですね。わざと古めかしく加工したやつ。
今後は、せめて「百均」と「アンティーク」の違いが分かるよう目を肥やしたいと思います。骨董初心者を脱せる日はいつになるのやら。
しかし、この体験をしたあと、「(エッセイの)ネタになるな」とニヤリとしてしまったところに「なろう魂」が染みついてるなと感じました(笑)




