アンティークキー
アンティークキー。古い鍵。西洋では幸せを呼ぶアイテムと言われています。
一口にアンティークキーと言っても、大きさも値段もまちまちです。小さいのはペンダントにしたりするみたいですけど、わたしは大振りなのが欲しくて購入しました。
一番最初にアンティークキーを購入したときの売主さんが、とても気持ちのいい方だったので、「さすがアンティークキー」と、気をよくしたのを覚えています。2本目は鍵束になってるやつがいいなあと思い、いろいろ探した結果、いいのに巡り会え、購入しました。
5本のアンティークキーが、まるい鉄の輪っかでまとめられています。一番長いキーで17センチメートル。かなり重いです。19世紀のものなので、立派なアンティークだ、うん。
輪っかの部分を持って、鍵をじゃらじゃら鳴らしながら「ふふん」と歩けば、気分はもう19世紀!
一体どこを開ける鍵なのかは判然としないのですが、ようは想像となりきりが大事なのです。決して「牢獄」の鍵じゃないよ。
部屋の壁にフックをぐりぐり取り付け、鍵束を吊るし、最初に購入した方のキーは本棚にディスプレイしたらば「完璧!!」いいアクセントになった。
ひとり満足して部屋を見渡していると、まわりがなぜか憐れんだ目を向けてくるけれど、勝手にすればよい。
この鍵たちが幸せを運んで来てくれてもわけてあげないよっ。
今か今か、大金が舞い込むのは今かとずっとわたし待ってるんだから、じゃなかった、アンティークキーは可愛くて神秘的で、なんとなくあるだけで嬉しいので、興味がございましたらこの機会に1本どうですか。
とか言って勧めてみましたけど、いまのところ、でっかいアンティークキーは部屋に飾る以外、特に役に立ちません。たまにふっと見つめるだけ。ちっちゃい方がアクセサリーにしたり、鞄に付けたりと実用性があるかも?