Tin缶
今回はTin缶のお話。
お菓子やタバコなどが入っていたブリキの空き缶のことです。
ただのかんからだと思うなかれ、れっきとしたアンティークジャンルのひとつで、骨董市では実に色、形様々なTin缶を見ることができます。
そしてなんといっても缶の絵柄!
絵柄の種類は花、動物、鳥、クリスマス柄、船、婦人、紳士、文字だけのものなど、挙げればきりがないのですが、古いものはほとんどが手描きで、実に綺麗なんです。
本によれば、お菓子の缶は美しいものが多いんだそう。これはお菓子をお店で購入するのは贅沢であり、主にそういうお菓子は贈答用だったらしいからです。
わたしもいくつかTin缶持っていますが、とにかく大小、丸四角色々なので、用途にあわせて、または好みの絵柄でお気に入りをGETしたいところです。
古いものだとちゃんと蓋が閉まらなかったり、中が錆びていたりするので、買うときは見ためだけじゃなくて、ちゃんと確かめた方がいいと思います。探せば3000円以内でもステキな物を手に入れられます。
けっこう前にファーストエード缶(救急セットが入った缶)をネットで見かけて、白い缶に赤の十字が
なんとも素敵だなあと思ったことがあります。
派手で画面いっぱいを使った美しい絵ももちろん素晴らしいですけれど、シンプルなカッコいい(?)缶もまた魅力だと感じました。
絵柄が素敵なTin缶。蓋がちゃんと閉まらない……。




