ゼリー型
アンティークのキッチン雑貨って本当いろいろあるのですが、今回は最近購入したのでゼリー型のお話を。
手持ちの本によると、ゼリー、ムースなどの型は、第1次世界大戦以前、比較的裕福な家庭が使っていたようです。おもてなしのときなど、テーブルを、モールドで綺麗にかたどった料理で豪華にしていたのです。
大戦後に、ミックスを使えば簡単にゼリーを作れるようになると、モールドは量産されました。
銅製はレアらしいです。どおりで見かけないわけだ。見かけてもすっごく高いんだろうな。ゼリーなんか恐れ多くてきっと作れませんよ。
わたしが購入したのはガラス製とアルミ製のモールドで、年代は不明です。ガラス製は実用可能なのでミルクゼリーを作り、アルミ製は大きめなので、逆さにしてお菓子入れにしています(すぐお菓子はなくなる)。ガラスと違って壊れる心配がないので扱いが楽です。まあ、なんかこう、重厚感みたいなのはないですけど。アルミですから。
形は2つとも楕円のおわん形で、サイドがストライプにもこもこしているよく見かけるタイプ。ポピュラーだと思う。他に六角形で星みたいにみえるやつとか、ウサギの形なんてのもあります。
アイテムとしてもゼリーモールドはよく見かけますし、特にこだわらなければ値段も手ごろだと思います。料理として使えますし、料理しない方も小物入れなどにどうでしょうか。




