ファイアーキング
「ファイアーキング」というのをご存知でしょうか。
甘い、溶けそうな色味が特徴の耐熱ガラス食器です。マグとか、ボウルとか、お皿とか。アメリカのガラスメーカーが1942年から1970年代後半まで製造していました。電子レンジや、オーブンでも使用可能な食器ということで、爆発的にヒットしたようです。
なんといってもその乳白色を混ぜたような優しげな色と、丸っこいフォルムが愛らしい!
色はいろいろありますが、ジェダイという翡翠色が人気です。メロン色みたいな感じかな、エメラルドグリーンにもっともっと白を足して、柔らかくしたような色です。
ただ人気があるだけに、他のメーカーも同じようなものを当時つくったようで、「ファイアーキング」かどうか確認するには底や裏にあるバックスタンプを確認する必要があります(ものによってはバックスタンプがないものもあります)。年代により違いはありますが、ファイアーキングのロゴが入っています。
全体で見てみると、無地のものもあれば、柄がはいっているものもあり、種類は豊富です。食器なので実用性があるので、手を出しやすいと思います。
わたしはまだファイアーキングについてほとんど何も知らなかった頃(って今でもそんなよくわかんないけど)「あっ可愛い色~」と思ってピンクのマグを一つ買いました。残念なことにバックスタンプはありません。しかも「電子レンジOKですよね? 」というわたしの問いに、売主さんが「たぶん、まあ」というスタンスだったので、未だに電子レンジでは使っていません。これ、本物なんだろうか(汗)
ただマグということでサイズは大きめで、安定性ありで非常に使いやすいです。ま、本物じゃなくてもいいや。




