また迷った
薄っぺらなお話です。
しかもくだらない。
最近、自分が行くアンティークショップをもっと開拓しようと、少し遠出をしました。アンティークショップが色々集う駅だそうで、出かけてみたのです。
駅には普通に問題なくたどり着いたんですが、肝心のアンティークショップがどこにあるかわからない!適当に歩いていれば見つかるだろうと安易な考えでいたのです。方向音痴のくせに、根拠のない自信があったわけです。そしてこのざまです。
その日はものすごく暑く、わたしはアンティークショップを探しにきたのか日焼けをしにきたのかわけがわからなくなっていました。炎天下の中日陰をもとめてさまよい、無駄にジュースを購入し、もう帰ろうと決意して、駅に戻ることにしました。今日はお墓参りのために早起きしていたので寝不足で、この老体(笑)にこの暑さは無理でした。
「戻ろう、駅へ・・・・・・」
来た道をわたしは戻りました。ほとんど一本道なのです。普通、駅にたどり着くはずなのです。物理的に世の中はそうなっています。しかし駅はないのです。「またこの展開か」と思いました。
だけどいいこともありました。アンティークショップ見つけたんですよ、残念ながら今のところは購入を考えていないカップ&ソーサーが多く並ぶお店で、何も買いませんでしたが、その空間にいるときだけ体力が回復したのは言うまでもありません。
ショップには可愛らしいお嬢さんのお客さんが一人だけいらっしゃいました。まさにアンティークカップ&ソーサーが似合いそうなお嬢さん。
マグカップか湯のみが似合うわたしはそのお店を後にして、また駅目指して歩きました。駅はありました。目指してた駅の一個手前の駅でした。
実は小ぶりなトーストラックがアンティークショップにあって、こころときめいたのですが、断念。お値段がお値段ですから気軽には買えませんよ。まあアンティークショップって見てるだけでも楽しいですから!
いい運動になった一日でした。




