そんなはずでは・・・・・・・・
こんなはずじゃなかった・・・・・
俺の名前は田中 孝祐(たなかこうすけ)中学校に入学したばかりのサッカー馬鹿。
でもただのサッカー馬鹿じゃない一応ナショナルトレセンにも選ばれているんだ。
そんな俺だからJリーグのユースに入るとばかり思われていた・・・・。
でもそんな俺がいるのは県内でも有名な弱小校。県大会どころか地区予選1回戦で負けているようなチーム
きっかけは親のある一言
「ユースなんかに行かせたら勉強ができないじゃない!あんたは馬鹿なんだから!!!」
反論ができなかった・・なぜなら俺は本当に馬鹿なのだ小学校のテストは50点行けばいい方なのだから
仕方なく俺は地元の中学校に入学したが・・・・
1年生の部員が3人しかいない・・・・・つか先輩たち入れて11人ピッたしってどういうこと!?
おれは途方に暮れていたしかも入学して1か月で・・・
そんな時サッカー友達で小学校から一緒にやっていた石川 大我(いしかわたいが)が話しかけてきた。
「どうすんだよこの人数無理だろ!オマエがこっちでやるって言ったから来てやったのに!!」.
「す すまねえただ俺もここまでとは思ってなかったんだ。」
ちなみにだが石川もサッカーは超うまい関東トレセンだがDFがナショナルに5人いるからいけないだけ
例年なら普通にナショナルに選ばれている(ちなみに俺はMF)
「はあ~クラブいこっかなーこれじゃ何にも出来ねえよ~」
「うーん無理だ、母さんがうるさいからな.」
「もう二人じゃ解決できねえ純也呼んでこいよ!」
※純也=森川純也(もりかわじゅんや)大我と孝祐には中学で知り合った地区トレセンメンバー。
大我はめんどくさいことは純也に押しつけようとする。
「しゃあーねーなおーい純也!大我が呼んでんぞ!」
しかし純也の声は校舎から聞こえてこない。
おかしいないつもならまだ校舎にいるか部室にいるのに・・・・・・・・・あ!・・・・・
「なあ大我」
「なんだよ!?」
「そういえばあいつクラブにも行ってるんだだから今日はいないんだきっと」
「え!?」
この返事を見る限り知らなかったようだな目が点になっている。
そしていきなり大声を出した。
「もう決めたあああ!!!クラブ行ってやるううう!!!!」
ここまで大声を出すのは物事を決定したときだけだ。
この時点で俺は1年のサッカー部唯一の存在になったといっても過言ではなかった・・・・・・・