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【前章】万有能力の幕開け
17世紀後半。自然科学が栄えていた頃。イギリスにおいて。
アイザック・ニュートンは林檎のなる木を遠く眺めていた。妖しく光る赤に魅せられて。無意識に林檎に手を伸ばすとーーーーーーーー。
気がつけば彼は林檎を握っていた。その手に林檎を引き寄せたのだ。能力〈万有引力〉によって。
それから時も経たず、人類は気づくことになる。人はみな、超能力を持っていることに。
万人が能力を有する時代ーーー「万有能力」の時代が訪れたのだ。
ニュートンは今も「万有能力の祖」として語り継がれているーーーー。
これから連載していくつもりの『万有能力-林檎のなる木-』の前章です。
趣味がてら気ままに書いてますので、拙い点が多いかと思いますが、楽しんで読んで頂いたら幸いです。
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