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対馬に生まれ、下関と釜山で育ち、海軍回天部隊を経て、博多の商人として生きた祖父の手記

作者:ふー
2011年11月に祖父が亡くなった。
89歳だった。

当時、比較的場所を選ばず仕事ができた私は
延命治療をしない最期の1週間を、祖父と同じ病室で過ごした。
5日目くらいにいよいよ・・・となり、
老人ホームに住んでいる祖母が同室に加わった。

深夜に医師に「ご臨終です」と告げられ
祖母は静かに祖父を見つめ続けた。
私は祖父の短くなってしまった白髪を撫でた。
柔らかく、暖かかった。

それから12年経った2023年に
実家の父の書斎で、古びたノートに出会う。
それは、祖父が定年後にコツコツと書き溜めた自分史だった。

何度も推敲した跡があるこのノートは
果たして誰に向けて書いたものだったのだろうか。

今年100歳になる祖母は、知っているのだろうか?
父は、遺品整理の際に読んだが、内容はうら覚えのようである。
母や兄妹は、興味が無いようだ。

戦争を生き延び、大往生した人の覚書を
独り占めしているようで忍びなく思う。
20年後には、このノートは捨てられ忘れ去られるだろう。
・・・なんだかなぁと思い、試しにここに掲載してみることにする。

誰かに届けば幸いです。
1.父のこと
2024/04/23 11:22
2.幼時の思い出
2024/04/23 23:08
3.朝鮮でのこと
2024/04/29 06:34
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