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人肌恋しいこの季節は

隅っこで

丸くなって

縮こまっている君


「冬は嫌いだよ、寒いもの。凍えてしまうもの。」


じゃあおいで

ここにおいで

隣同士ならいい?


「君は嫌いだよ、いかないよ。邪魔なだけだもの。」


君の手を握ろうとしたら

びっくりするほど大きな目で

君は僕を見た


「あたしの言ってることが分からないなら、近づいてこないでよ。」


それでも君の手を握ろうと

手を伸ばしたら弾かれた

君は僕を見ない


「君は馬鹿なの?阿呆なの?近づいてこないでよ。」


優しくしたいと思うのは

他の誰でもない君だからなのに

分かってもらえない時はどうしよう?

君の思い通りになってればいい?


「これだから馬鹿は嫌いだよ。これだから阿呆は面倒だ。」


棘のある言葉で

僕を遠ざけようとしているの?

そんなの無駄だよ


「これだから馬鹿は嫌いだよ。これだから阿呆は面倒だ。」


馬鹿でも阿呆でもなんでもいい

泣いている君を救えるのなら

馬鹿にでも阿呆にでも何にでもなるよ


呆れてものが言えなくなったなら

それはいい兆候だ

僕が君に付け入る隙だ


「冬は嫌いだよ、君も嫌いだよ、一人は寂しいよ。」


馬鹿なのは

気づいていない

君かもね


(隣同士なら、いい?)

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