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Tell me
嫌いだという言葉に
悪意を込めたことはない
それでも
嫌いと言われたら
それは鋭利な剣先で
君の心を傷つけた
どれだけの血が流れただろう
どれだけ
痛かっただろう
愛し方を忘れたかのように
接し方まで忘れたのか
大切にしたいのに出来ないなら
僕が君の傍にいる資格なんて
ないんだろう
いつまで経っても
何も変わらない
こんな自分を
面倒くさいと放棄して
不必要なもので溢れ返った部屋の真ん中
自分は一人だと
膝を抱えて
チャンスをくれる手を
払いのけて
拒絶して
何もしたくないと
逃げてばかりいる
どうしようもないね
どうしようも
ないんだよ
君がされたように
僕にも鋭利な剣先を
痛い思いをしないと
血でも流さないと
分からないんだ、きっと
(僕のことも嫌いってこと?)
そんなことはないんだよって
言いながら涙が出そうになったんだ
取り返しがつかない間違えを
何度も
何度も
繰り返している
いつになったら
どうしたら
僕はまともなニンゲンになれるんだろう




