40/81
北風に負けないで
かじかんだ手を温めるのは
小さくても頼もしい君達で
北風が強くても
寒さに耐えられなくても
君達には本当は
弱音を吐いてはいけないんだと思う
それでも
僕も人だから
駄目な時の方が多くて
情けないと思うことばかりで
光が漏れるレースのカーテン
飛び交う影に驚く自分が
急に馬鹿馬鹿しく思えて
ふっと笑いがこぼれたら
涙が一筋溢れた
当たり前の今日に
ありきたりな今日に
幸せな瞬間はそこら中に散らばっていて
それを見つけて
一つずつ拾って
笑い合っていたいよ
見透かすような無関心に振り回されないように
大切なことは何かを見失わないように




