そこには、確かに愛があったのだ
コルトこと、コンラートは公爵家の嫡男として生を受けた。優秀な彼は良き婚約者を得て、順風満帆といえる生活をしていたのだが。
学生時代に「魅了魔法」の被害者となった事で、評価は失墜。婚約は破棄され、廃嫡され、多くのひとから見捨てられた。
5年後。
残った友人の助けを得て慎ましく生活していた彼のもとに、元婚約者が訪れる。
それはまるで鏡のように、繰り返される「終わった話」。
元婚約者も、魅了魔法の被害者となっていたのであった。
学生時代に「魅了魔法」の被害者となった事で、評価は失墜。婚約は破棄され、廃嫡され、多くのひとから見捨てられた。
5年後。
残った友人の助けを得て慎ましく生活していた彼のもとに、元婚約者が訪れる。
それはまるで鏡のように、繰り返される「終わった話」。
元婚約者も、魅了魔法の被害者となっていたのであった。