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通学の刑

小話を挟んで学園。



 平原の事件から一週間後。


 エノクは馬車の中で揺れていた。

 窓はない密室で、手足を縄で縛られている。

 ときおり車輪が隆起した砂利に躓く都度、跳ね上がる車体の中で転がった。

 いま、自分が何処を進んでいるかも判らない。

 車外から聞こえる甲冑の重々しい雑踏、険の入った囁き合い。

 どれもが精神を削っていく。


「安心せい。ヌシの安全はワシが保証するわい」


 同車しているベルソートの声。

 しかし、ベルソートは随伴している貴賓扱い、それもエノクの監視も務めているので手足の自由は利いている。

 その隣――らしき位置では、レイナルが唸っていた。倒れたエノクを起こすのは、大抵がレイナルである。

 何度目かの補助を受けて身を起こしたエノクは、きつく縛られた目隠しの布の奥で視線を動かす。


「事情が判らないんですけど」

「敬語なんてやめい。ワシとヌシの仲じゃろ?」

「そんな親密でしたっけ……?」

「うむ」


 エノクは眉を顰めた。

 飄然(ひょうぜん)としたベルソートを懐疑的に思いながらも口を閉じる。

 レイナルもまた紛糾があるのか、足で床を掻く音を鳴らした。その(たび)に車外の囁き声がしんと静まり返る。

 もう、馬車を護衛する騎士たちには周知されているのだ。

 第五のケティルノースの実存が。


「何でこうなった……」

「ははは、旅行と思え」

「……これ見て旅行と思えるとか冗談でしょう」


 エノクは悲嘆を禁じ得ない。

 いや、己の事となれば誰だって同じだ。


 あれから。

 ベルソートが到着した討伐隊に事情を説明し、その結果としてエノクは拘束された。

 そのままレイナルと共に自室に隔離され、両親とベルソートの話し声を耳に三日を過ごす。親の怒声や啜り泣きが合間に聞こえ、口論すらもあった。

 特に、メリーの泣きじゃくる声がエノクの心を深く突き刺した。

 そして四日目、移動が開始した。

 馬車というよりは、(ワゴン)車のような一室の空間を設けた車に入れられ、討伐隊による護送もとい監視を受けている。

 これは本来ならば、北部の村を食い散らかす魔獣の死体を保存し、王都に物証として持ち帰る為の保存庫の用途があったそうだ。

 それを聞いて。

 エノクはなおさら我が身の不遇を嘆く。


「ベル爺。北の魔獣って、どうなった?」

「発見されとらん」

「メリーは……村は無事なのか?」


 エノクは最大の懸念を訊ねた。

 一瞬の間があって、ベルソートの手が頭頂に優しく乗せられる。


「うむ。用心して張ったワシの結界にも、侵略された反応は未だにない。心配ないわい」

「そ、そっかぁ」


 エノクの顔がしぜんと綻ぶ。

 するとレイナルが頬を舐めてすり寄る。


「むしろヌシを狙った犯行じゃろうな……」


 ぼそり、とベルソートが呟いた。

 聞き咎めたエノクが訊ねた。


「はい?何て?」

「何でもないわい。とにかくヌシの家族は安全じゃ」


 エノクは安堵の息をつく。

 結界などの機能性は知らないが、村の安全はベルソートの庇護下にある。メリーの身辺に危険が及ぶことはない。

 ならば、村よりも案ずるべきは自身。

 改めて客車の中を見回す。とうぜん見えているわけではない。


「俺はこれから、どうなるの?」

「身の安全を懸けて、王国と一勝負(デュエル)じゃ」


 ベルソートが気合いの入った声で告げる。

 エノクは自分の耳を疑った。


「いま何て?」

「王都の法廷で勝負じゃ!」

「はい!?」


 エノクは今度こそ大声を上げた。

 法廷が何なのかは判る、罪人が正式な処罰を言い渡される法の番人の(やしろ)だ。

 しかし、終ぞ無縁と思っていた場所へ、まさか勝負しに乗り込むと想定しなかったエノクを、いったい誰が責められようか。


「安心せい、ワシが掩護(サポート)する」


 エノクは思わず頭を抱えたくなる。勿論手は動かない。

 たしかにケティルノース保護の為には、遠からず帝国、或いは国と衝突する事態は必至。

 それでも、いざ目前にして、というよりも予想よりも早すぎる展開に言葉を失った。

 それに、急速にも程がある趨勢(すうせい)がベルソートの手腕となれば、唯一の味方だとしても安全だとは到底思えない。

 もう考えるだけ無駄だと諦観(ていかん)する。


「どう勝負すんの?」

「偉大な魔法使いの擁護、そしてヌシの有用性を説くのじゃ」


 きっぱりとベルソートが断言する。

 エノクの中で言葉にできない不安が湧く。

 討伐隊にも丁重に扱われていたのは知っているが、ベルソートがどれだけ偉大なのか、それを推し量れない。

 ただの魔法使いではないのか?


「……後者はともかく、ベル爺は要る?」

「冷たいのぉ、死んじゃうよワシ」


 ベルソートの手が肩を叩く。

 エノクは何となく見上げた先で、笑顔がある気がした。


「ワシに任せとけい!」


 不安しかなかった。






 さらに三日後、客車から降ろされる。

 王都に到着した。

 以前よりも討伐隊の声が犇めく列に加わり、誰かに導かれる。

 レイナルは別の場所に隔離された。

 それでもベルソートが肩に手を置いて付き添ってくれたので、エノクに孤独感はなかった。


 ようやく目隠しが取られた。

 網膜を刺激する数日ぶりの陽光に目を眇める。

 そのとき、自分に視線が集中していることに気がついた。

 そこかしこで囁き声。どれも畏怖と嫌悪が入り混じる。


「大丈夫じゃ」


 ベルソートの声に安心を取り戻す。

 長く広い道を歩き続け、列に揉まれて歩いて後刻、目の前に白く巨大な建物が屹立する。

 まるで神殿のような風体に、エノクは立ち止まって見入った。

 背後から兵士が肘で押しやる。前進を促されて再び建物を目指す。

 長い(ステップ)を上がり、中へと踏み入る。内装は豪奢で、視界の端々で金箔の反射がひらめく。

 ベルソートと共に、そのまま中央に一直線で敷かれた赤い絨毯(カーペット)を歩き、終点に待ち構える大きな扉に辿り着いた。

 直前で足を止めて、エノクは生唾を飲んだ。

 この先で、何が起こるのか皆目見当もつかない。


 エノクが暗澹とした気持ちでうつむく。

 その隣で、いつになく真剣な面差しのベルソートが優しい声で話し始めた。


「メリーが言っとったわ。愚兄を頼むと」

「…………」

「――私の大好きな人を、ともな」

「えっ」


 エノクは思いもよらない言伝てに面を上げる。

 ベルソートが気さくに微笑む。

 扉がひとりでに開いて、二人を中へと迎え入れた。決意を固めて、エノクも前に踏み出す。


 そこは四方から人の目が向けられる場所。

 円形に広がる傍聴席、正面の高い位置には裁判官が顔を列ねる席があった。

 直上に据えられた照明は、足下の影が小さくなるほどに明るい。

 その所為あって、顔を下げながらエノクは中央の台に登壇する。隣でベルソートが毅然と振る舞っていた。

 そして。

 周囲が騒ぎ立つ。


「ベル翁……右腕が……おいたわしや!」

「魔神戦線の英雄だ……なぜ彼が……?」

「忌々しい。魔獣の臭いなぞさせよって」


 疑問と罵倒が降り注ぐ。

 煢然(けいぜん)とした気持ちになって、エノクは血の気が顔から引いていった。

 いよいよ始まる。

 やがて、裁判官たちが机を叩いて静粛を促す。

 途端に静まり返る法廷、一気に空気が緊張した。エノクは窒息するような錯覚に陥る。


「では、これより北部の漁村出身、デルテールの息子エノクの裁判を始める」


 裁判官の一人が口を開いた。

 手元の紙束――おそらく資料――を手に、紙面の文字とエノクを交互に見る。

 エノクは裁判官の顔を盗み見た。

 誰も彼も綺麗な黒衣に身を包むが、その中で最も陰険な空気をまとっていたのが、彫りの深い顔をさらに険しくさせた男である。

 資料などには一瞥もせず、エノクを睨んでいた。


「では質疑応答に入る。弁護人ベルソート殿、エノク本人に回答してもらう。――では私から」


 あの男が挙手する。

 エノクは姿勢を正した。


「今冬この北部で多発する魔獣の襲撃。現場は人ならざる者の侵略行為以外の痕跡しか認められなかった。

 第一の質問だ。――これは貴様の仕業か、エノク?」

「……いいえ」


 鋭い視線とともに放たれる質問。

 肯定しろと強要する圧力の入った眼差しに、エノクは乾いた喉から声を絞り出して抗う。

 交わった視線。

 気丈に立ち向かうエノクが忌々しく思えたのか、男の顔がさらに厭わしそうに歪む。


「では第二の質問。ケティルノースを匿っていた。これを用いて村の襲撃を実行したな?」

「いいえ」

「第三の質問。あるいは、ケティルノース単独の犯行と言いたいのか?」

「いいえ。レイナル……俺のケティルノースは、離れて行動したことがありません」

「第四。では別の魔獣を行使して村を襲った?」

「いいえ」


 断固たる峻拒に男は嘆息する。

 次の矛先を、鼻を掻いて呆けていたベルソートへと向けた。


「では、弁護人。貴殿に質問だ」

「何じゃ?」

「第一の質問。この少年がケティルノースを御せる、それは本当か?」

「いかにも正真。この目で見たわい」

「では第二。彼の言葉に偽りはないか?」

「ここで虚偽を申せるほど腹芸の達者な小僧ではないわい」


 ベルソートが事実だと認める。

 傍聴席から再び騒めきが起こった。猜疑心が法廷中に渦巻いている。

 裁判官が机を拳で叩き、前よりも重い緊迫感に空気が押し潰された。

 エノクは顔を強ばらせ、思わず爪先立ちになる。

 今の打擲音(ちょうちゃくおん)は、あの陰険な面構えの男だった。


「有り得ない。疑わしくは、まず魔獣と共生していることだ!」


 男の怒声に、法廷の静寂が同意を示す。

 魔獣を従えた例は、歴史上にまったく無い。だからこそ、人類と魔獣は常に厳然たる敵として互いに反目していた。

 人を食らうだけの悪そのものが人と在ることが実現するなど荒唐無稽な話なのだ。――それが常識の見解である。

 特に、特別な力の片鱗すら無さそうな漁村出身のエノクの風貌は猜疑心を誘う。


 ベルソートが手を挙げた。

 隻腕となった大魔法使いが唯一の手を使う所作に、衆目は一瞬凍りつく。

 裁判官は視線で応えた。


「まずエノクは、北の漁港で網にかかったケティルノースを保護したそうじゃ。それが半年前の話だそうな」

「網に……?」

「本人は魔獣と知らぬまま育て、(かり)でもケティルノースを使役してみせたと村人も言っとる」


 ベルソートが一つずつ布石を打つ。

 気だるげではあるが、それでも事実を慎重に重ねていく。

 ベルソートが察するに、裁判官の男は、エノクを死罪に処す所存だ。

 そこには、魔獣を従える人間の有用性を鑑みる余裕すら圧倒する憎悪がある。親族を魔獣に殺められた者にありがちな傾向だった。

 確実にエノクを処刑に追い込む算段を立てている。

 ベルソートとしては、それを蹉跌(さてつ)に導かなければならない。


「大魔法使い殿も、か?」


 男は眉間のしわを険しくさせて問う。

 ベルソートが(うなず)いた。


「うむ。ケティルノースは攻撃せんとしたワシからエノクを守る為に戦っておった。……おかげで()()じゃよ」


 右肩を持ち上げて見せる。

 傍聴席から小さな悲鳴すら上がった。

 すると、男が微かに笑みを浮かべ、机から身を乗り出す。


「それは、少年がベルソート殿を襲うよう命令したのでは?」

「違うのう。あれは帰属意識から来る(あるじ)の防衛じゃ」

「……しかし、止めなかった」

「いいや、止めたのう。最後は瀕死になったワシを庇い、命令一つで鎮静しおった」


 ベルソートが手を振って否定する。

 男の顔が加熱し、赤みを帯びていた。


「そんな力、ある筈がない!」

「ワシも魔獣を従属させる能力なぞ寡分にして聞かぬが、実物を目の当たりにしてはな」

「どういう原理だ!?」


 詰問する男の気迫に、他の裁判官すらも引いていた。

 苛烈に責め立てたい一心を、立場があるという潜在的意識が辛うじて押し留めている。

 有無を言わさず処刑したい。

 しかし煩わしくも立場がある。


 いささか私情が混じるも、男の意見は傍聴席にいる人々の想う心のひとつを代弁しているのは確かだった。

 ベルソートは肩を竦めて応答する。


「エノクの声には不思議な魔力が宿っとる」

「ほう?」

「加えて、魔獣を撫でる然り気無い仕草、行動を促す視線の運び……どれも既存の魔法にない魔素の波長が感じられたのじゃよ」

「…………」

「恐らくケティルノースに限らず、別の魔獣にも有効じゃ。無論、種族的な問題はあろうがな」


 男がエノクへと向き直る。

 一時的に蚊帳の外になりかけていたエノクは、慌てて背筋を真っ直ぐにした。

 その緊張でがちがちに固くなった振る舞いが、傍聴席や他の裁判官に嘘偽りを口にできるほどの胆力はないと悟る。

 いかにも人畜無害そうな少年。

 どんな奇縁か魔獣を飼い慣らす運命を授かったらしい。

 法廷中が初めてエノクに一種の同情を抱いた。


「無知とはいえケティルノースを匿った。その罪は重いぞ!」

「それは……そう、ですが」


 その反応に男の口角が上がる。

 エノクにも罪悪感があると見えた。

 このまま良心の呵責に苦しむ心を追い詰めて、自ら決断させる流れに持っていけば――。


「まあ待てい。ここで処刑にしても無駄じゃ。それに、研究すれば今後は魔獣をより安全に退治できるじゃろ」


 ベルソートの意見。

 それに法廷にいた聴衆が小声で詮議している。

 魔獣を従える、それが唯一の才能としてではなく、普及できる技術として転用できれば脅威の縮小の実現に(あた)う。

 それが出来るならば、何としても技として確立させたい。

 聴衆の意思は、しだいにエノクの擁護に傾いていった。


「それは……死後、少年を解剖すればいい!」


 男が苦し紛れに大声で糾する。

 しかし、現場はもはや彼の孤軍奮闘になりつつあった。


「喉を切り開いても特殊な構造では無さそうじゃ。それに、あれは潜在能力じゃから臓器のように物証が取れる物じゃない」


 それに――。


「小僧を殺せば、たちまち災厄となってケティルノースは王国に牙を剥くじゃろう」


 ベルソートが再び肩を衆目に晒す。

 法廷にいる全員の足が竦んだ。

 ここで軽率に少年を殺めれば、確実に王国は大きな被害を出してでもケティルノースと戦争をしなければならない。


「手懐ける術も無意識で()されとる。解剖より観察の方が好適じゃ」


 ベルソートが淡々と反駁する。

 自身の勝利を確信しており、あとは失着の一手を打たないよう慎重に見計らっていた。

 そのとき、別の裁判官が訊ねる。


「しかしケティルノースを従えるなら、一国を亡ぼす力が少年にあると同義」

「そうじゃな」

「では、誰が監視するのです?」


 すると、ベルソートが満面の笑みで自分を指差した。


「ワシじゃ」


 時間が一瞬、止まったような錯覚。











「それは本当ですか!?」

「では、あの大魔法使い様が王国にいよいよ腰を据えると言うのですね!?」

「良かった、これで安泰だ!!」


 歓喜する聴衆一同。

 卒然と沸き上がった法廷に、エノクは茫然とした。

 ここで遂に、ベルソートという人間に対する世間の評価を知る。偉大な大魔法使い、その自称は大小誤らない正当な異名なのだ。

 ベルソートを歓呼する声が飛び交う。

 そんな中、微笑を湛えたままの本人が面前で掌を横に振った。


「いや、王都は嫌じゃよ」

「……は?」


 ベルソートが大笑した。


「ケティルノースや魔獣使いを王国が独占していると知れば、他国からの敵意を免れない。そうなれば魔獣の危険以前の問題じゃ」

「そ、それでは……どうやって」

「これは全世界の問題。ともなれば全世界の魔法研究の粋が集まる施設に身を置くのが最善」


 ベルソートがエノクを指差す。

 もう思考を止めていたエノクは、小首を傾げて間の抜けた顔をしていた。


「エノクを、レギューム魔法学園に通学させる」


 法廷がまた静まり返った。


「そこで魔獣の使役について研究し、全世界に伝える。そうなれば帝国は周囲からの反目を逃れ、また魔獣を制御できよう」


 ベルソートが不敵に笑う。

 裁判官の男が、ぐっと顔を苦々しくした。

 理詰めにして利詰めの論理に、誰もが口を(つぐ)んだ。

 エノクには何事かを理解できない。自分を裁くための場所で、自分を差し置いて話合いは加速していく。

 裁判官全員が立ち上がった。


「ケティルノースは?」

「小僧の……そうじゃな、使い魔として学院に行かせる」

「それが平和に繋がると」

「うむ」


 強く肯定するベルソート。

 そして、聴衆と裁判官が一斉にエノクを見た。

 漁村の息子、特別な血統でもなければ生まれながら逸話がある豪傑でもない。平凡な平民である。

 だからこそか。

 念を押すように裁判官の一人が前に進み出た。

 エノクの正面に立ち、黒い瞳を覗き込む。


「魔獣使いの業、それを我々の為に役立てると誓うか?」

「…………はい」


 エノクが震える声で返答する。

 すると頷いた裁判官が、全体を見回した。


「では、ここにデルテールの息子エノクを――レギューム魔法学園通学の刑に処す!!

 ――異論は!?」


 沈黙の肯定。

 男の歯軋りだけが聞こえていた。


「では、これにて裁判を終了する!」



 裁判終了が告げられる。

 エノクは肺の奥から息を吐き出して天井を振り仰いだ。

 一先ず安心か。

 レギューム学園が何であるかは知らないが、やることが沢山できた。

 エノクは辛く険しい自分の前途を案じてため息をつく。



 しかし、彼はまだ知らない。

 本当の戦いが、これからだということに。




次。

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