最終世界 《 新たなる旅路へ 》
―――――――今存在するすべての人に言おう――――――貴様らは成功者であり、失敗作でもある――――――
―――――――次なる道を貴様ら人に捧げよう――――――反対側に行くがよいさすればお主たちの秘密もわかってくるだろう――――――――
突然割れた空に声、一体何が成功者で失敗作なのかはわからないが、うっすら思うことはもしかすれば、ここまではすべて仕組まれていたことなのだろうか?そうアヤトと霧火は考えていた。
逆側に行けばおのずと答えがわかるようなことも話す。その声はアヤトはすぐさまノヴァだと推測する。
ここまでの大きなことができるのは彼が知っている中でノヴァくらいなものだ。
まさか今までの異世界転移をした多くのものは、ここまで来ることができなかったのだろうか。
それとも他の理由があって……?
声がなくなり気が付けば普通の景色に戻っていた。
霧火たちはすぐさま皆で集まり今のことを話し始めた。
それぞれがそれを目の前にしていたと話すから、異世界人なら今のすべての人が聞こえてたのだと考えたアヤトは、みなが逆側にいくと推測した。
あの黒芝悠雅も同じく生きていれば反対側にいき、もしかしたら自分たちの邪魔をするだろう。
彼だけではない。今まであってない、もしくはあったがすれ違っただけの存在たちもいくだろうと考える。みなが異世界のことに関して知りたいし、実世界に戻りたいだろう。
なんかの秘密が隠されているのなら必ずいくはずだ。例え辛かろうが。
イフリート艦長はいまだに見つかっておらず、彼らはそろそろ亡くなったのかと思い始めたころだった。
艦長なしでの反対側はとても危険であった。それこそこの今いる場所とは比べ物にならないくらいの強敵がいると思ったアヤトたちは、ドラゴン族の王たちに事情を話した。
妙なことが起こったとして王はすぐやってきてくれた。
力になれるものならなってやりたい!だが、結界のせいでこれ以上先には進むことができないと話す。
しかも、彼らもそれ以上先のことに関しては未知数という。
言語もこのまま通じるかわからないし、第一に戦闘というものに関しては今まで運よく勝ってきただけのこと、あれ以後霧火とアヤトは1:1の戦いをしたが、あまりにも霧火の刀の使い方の悪さに驚いていた。いくら刀の使い方が悪いと言えど、あの頃とはまったく違く完全に刀初心者といった感じであった。
ある程度様になるくらいには教えないといけないと思っていた。
イフリート艦長も行方不明のままであるし、リーダーと呼び付いていける存在がいなかった。
すると壁をノックする音がし、誰かが入ってきた。
その人を見てそこにいた全員は言葉を失った。
まさかの日焼けスタイルで南国服装をしているイフリート艦長がいた。
アヤトは「大変なときに何してるんですか?」と半ギレ状態で言うと艦長はそれに対して「やつが帰ってきてな……それの影響だ。」と話した。
やつとは?と彼らは話すと一緒になって入ってきた。
『入ってきた』というよりかは、突撃したの方が言い方にしてはいいのかもしれない。
そいつはドアを思いっきり蹴破り「なんだここ……もろいな……」と話し入ってきた。
見た目は白い髪で肩までの長さをしており、それこそ南国の帰りのようなスタイルであった。
イフリート艦長は彼の自己紹介をし始めた。
彼の名前は『 夜紅直哉 』
実世界では有名とされる夜紅家の子である。
年齢は自分たちより上の24歳であり、これからは彼が引っ張て行くと話していた。
「大丈夫なんすか……?」とサトルが話した途端
椅子を蹴り飛ばし「こいつらと一緒にいるとか時間の無駄だろ……」と話した。
いきなりの大きな態度に呆れる彼らだったが、イフリート艦長が彼の実績について話し始めた。
どうやらとてつもない存在であり、小学生の頃にはかなり有名なところに所属していたそうだ。
しかも当時最年少であった。表では夜紅家は財閥としてその存在が広く知れ渡っていた。
裏は幻属性に関しての研究をしていた大きなところであった。
アヤト自身彼の家柄は知っていた。
しかし、その子だからそんなに能力があるとは思えなかった。有名どころに所属していたと話されても、その有名どころの話を聞いてもぴんとこなかった。
夜紅直哉は席に着き、これからのことについて話し始めた。
どうやらそちらに拠点があるらしく、ほとんどはそちらから始まると話している。
イフリート艦長は蟻地獄に入った瞬間、直哉による空間移動の力に半強制的にそちらにいき、アヤトたちの情報を聞いていた。
どうやらイーグル族の一件から彼らを知ったそうだ。
ドラゴン族の王は彼を見るなりして、何かを考えていた。それに気づいたのか帽子とサングラスを取って彼に顔を見せた。
すると「あ~!」と返した。どうやらドラゴン族の王が知っていた存在だそうだ。
王がまだ兵士の頃直哉の護衛としてついてたそうだ。
当時から異世界人がやってくることが多かったが、直哉だけ違ってかなりの人が次元の力のようなものを使って入ってきていた。それは何十人以上と話し「そんな力があるのか!」とサトルが直哉に返したが、ことごとくそれを無視。
直哉はドラゴン王に対して「あなたが護衛していた子はここまで大きくなりましたよ。」と話した。
まさかの出会いに王は「よかった」と返した。
異世界人の生き残りがいるとアヤトや霧火は思い、その他にも多数いるのでは?とそれぞれ考えた。
これからのことを話し始めた。
どうやら反対側にいくのは確定らしいが、まず自分たちの拠点を目指すとした。
大きな地図をどこからともなく持ってきて中心に広げた。
すると自分たちのいる場所は実世界に例えるのなら、オーストラリアの場所であり他が海に囲まれていた。それもそのはずで『アルカディアの天使』を外に出さないためにもこのような場所を選んだとされている。
今回目指す場所はそこから大きく反対の方にいくとした。
どうやら面白いものが数多く存在するが、めんどくさい場所であると話す。
外の世界を知らない王たちも揃って「おー!」という。
直哉は最後に「何かあれば帰ってきて土産でも渡せばいい」と残す。
外の世界を知る彼は忠告としてこんなことを言った。
「今のお前らは他の大陸にいった途端死ぬ。ここでは魔法というものをあまり使わないし、第一に武器もろくに使いこなせてない。神の遺産があることだけはよしとするが、他の大陸は神の遺産を普通に持ち使いこなしているやつらばかりだ。」
現実を突きつけられた。最後にアヤトに対して「生き残るのならお前ぐらいだな。」と話す。
どうやら違う大陸から彼らの動きを見ていたようだった。
一人ひとり細かく何がだめ!というのをこの場で言われまくりだった。
その話が終わった後に、全員下を向いていた。
クロイとシロイとゆずはのみいわれず。そのままいた。
どうやら夜紅直哉も知らないことがたくさんあるようで、世界は未知数と話した。
アヤトはふとこの世界を小さいころからいるのなら、何か知っているのでは?と思いノヴァのことをすぐ聞いたが、彼の顔つきは変わった。
どうやら、彼曰くノヴァは倒さなければいけない存在であり、アヤトに見せた弱っていた姿は嘘と話した。【神の化計画】はそもそも彼が簡単に自分の力を得ようとした結果のものであるとのことだった。
彼が何を考えているのかはわからないとのことである。
しかし一つ言えることは、ノヴァからの誘いをうけてないアヤトと霧火は「気を付けたほうがいい」と話した。なぜならば、本物の神のような力を持っており邪魔だと思う存在を消し去るほどとされている。
でなければ、こんなに異世界に何かを呼んだりできないからだ。
正直戦いたくはないが、いつかは戦うだろうと最後に話す。
それまでにアヤトや霧火たちの強化を全力ですると約束した。
何かを知っている直哉だったが、それ以上のことは話さなかった。
最後にどのように大陸に移動するのかと話し合ったが、次元魔法というもので空間と空間を結び
そこから移動するとした。またなんとも恐ろしいものであると彼らは感じた。
出発は明後日になり、各々最後の一日にしてくれとつけた。
次の日それぞれは思い出の場所に歩いていった。
特に霧火とアヤトは自分たちの記憶に今も鮮明に残っている場所にいた。
『ネイ・メイ・ラビット』
とても明るく頑張り屋さんで殺したのは自分自身である。
それが良い答えだったのかどうかはわからずだったが、あの状態のまま生きることを選択するのはとても厳しいのかもしれないと隣にいたゆずはは話す。
現ラビット族の王のドゥルス・ミィ・ラビット教授が現れた。
「あの子はとても良い生徒でした。周りも彼女のようになりたい!と話していたのですよ。現実は非常に恐ろしいものです。どうか自分を責めないでください。ネイはあなたたちのことを見てすごく喜んでいました。一日しか会ってないかもしれないのですが、とても良い時間を過ごせたと思います。」
「ネイのためにも僕は生きますし。彼女のような子がでないためにも強くなります。」
そうして彼はラビット族に別れを告げた。
「藍原すず……」
霧火は大事な人を失った悲しみがいまだに残っていた。
今までにない喜びを与えてくれた彼女に何もできずに終わってしまったと後悔していた。
戦いというものはこういうものだと彼自身は考えた。
スネーク王にやられた場所に行き水面を眺めているとドラゴン族の王が話にやってきてくれたのだ。
「忘れられない物語は必ず存在し、それがあればより人は強くなる。また新しく守りたい存在が現れればなおのことよろしい。霧火は私たちを救った英雄だ。それを忘れないで欲しい。君が召喚した黄金竜は紛れもない君自身の力だ。君自身まだわかってないと思うが、これからより辛く苦しい戦いになるだろう。
しかし、自分を忘れないでくれ、そうすればおのずと答えがやってくる。」
そう言われ彼はドラゴン族の王が去った後空に向かって。
「藍原すず……僕が初めて恋した人、ありがとう。こんな僕に対して良くしてくれて、ありがとう。僕に生きることを教えてくれて……ありがとう……僕に力をくれて……」
――――――――大丈夫!君は絶対に強い!私が知ってるから!!--------
藍原すずの声がしたような気がしたが、たぶん幻聴だろう。
しかし彼はそれでよかった。それで充分であった。
隣にいたグレン・イーターはそれを見て「青春だなー」と話してきた。
まさか聞かれてたと思わなかったがそれ以上何も言わなかったこともあり返すことはなかった。
最後に彼は「俺は強くなる!みといてくれ!」と空に握りこぶしを掲げその日は終わった。
いよいよ出発の日になった。
夜紅直哉は「早くしろ!閉めるぞ!」と焦らせたが、彼らはそんなの無視してそこにいるすべての皆に手を振り別れの話をしていた。
「サトル!!お前泣きすぎだろ!!男はな!!」
「だってーーー!!あーーー!!もうラビット族のかわいい子たちに会えないのか―!!」
「こいつはいつからラビット族のちびっこたちと親しくなったんや……
クロイは突っ込むが、サトルの周りにはラビット族の子どもたちも泣きながら抱きついていた。
もういかないといけないというのに何してんだ?と直哉は考えていたが、まあ最後だしいいかとしていた。それぞれが別れの挨拶が終わり出発した。
この先には何が待っているのかがわからない。
もしかすれば、最悪があるかもしれない。しかし彼らはそれ以上に強く成長するだろう。
この先に待ち受けているもの倒し、元の世界に戻ることは可能なのかはわからないが行ってみないと正解はない。
それぞれ決心がつきようやく次元の中にへと入っていった。
十二支獣編 完。
結城しじみと申します。いよいよ終わりました。この作品の第一部ですね。
しょっぱなからぶっちゃけます。この物語は僕が小学5年生から始まり若干ですが今も続いているものであります。ただし、完結はしております。その後続けるならこうかなーといったものです。
なので相当長いものになります。異世界と言ったら『ハーレム』『無双系』といったものが多くありますし、そちらの方を期待していた!という方には申し訳ないものとなりました。
ただ自分の思うように書く!といったのが物語だと思うので素直にやり続けました。
文章の構成に関しては、すいません。見逃してください。
ところどころわからないこともあるかと思われます。できれば直していきます。
これはこちら側の話なのですが、裏情報というものです。
本来当時小学5年生の頃考えていたものとは全く違ったものとなります。
十二支獣編は存在せず、即興で考えたものであり、水戸アヤトや暁といった存在や立花彩はものすごく後に出てくる人たちでした。
ただそれをやると、相当先の話になるので登場させましたし、名前は変わっております。
『黒芝悠雅』はもともと『歯形祐太』という名前だったり『春風霧火』は『榊原優』とかだったりとです。
こういうのが多く悩みましたが、インパクト正義!として考えました。
変わってないのももちろんあります。暁や水戸なんかは変わっておらずそのまま使用しております。
これからも今まで作ったものを改変して投稿していきます。
第一に改変しないと矛盾だらけになっていることも多いのでね。
これは僕個人のことなので気にしないでください。
そしてここからですね。タイトルやあらすじを変えることになりました。
本来使いたかったものがどうしても使えなくなりましたので、物語同様少し手を加えてのものになります。
小説家になろうというものは初めてなので、まだ仕組みが理解できてないです。
よろしければコメントやレビューお願いします。
もう一つぶっちゃけてしまうと、この第二部から大きく変化します。
ここからが本編として考えてもいいかもしれないです。
1週間もたたずして170人以上の方々が見に来てくれてると知り大変驚いております。
ありがとうございます!!
この辺で終わりですね。次回からまたよろしくお願いします。




