第十六世界 《 恐怖政治の終わり 》
まさか、世界創造主運命を見ることができる存在にあってしまったアヤト
彼は一つ疑問に思ってしまったことがある。自分がこの異世界に転移したのは別の存在
誰がそんなことを?と彼は考えていたが答えがでない。まずはイーグル族の王に会うことが先決!
シープ族の国あたりをもう一度探し回ろうとした矢先
前方からとてつもなくまばゆい光が放たれた。この光は白ではなく完全に金色のような光
美しいとも言えるその光にアヤトはいつしか、安心感が芽生えた。
なぜだかわかららないがとても落ち着くそう思っていた彼に「大変だー!」と国から声が聞こえてきた。
何があったのかと思いすぐさま国へと行くと驚きの姿がそこにはあった。
「まさかこんなことが……」
あたり一面火はなくなり、倒壊、破壊された建物は元に戻り、敵軍の兵士はみな石造のように固まっており、それを疑問に思いシープ族の兵士が触れるとそれは粉々に塵となって風に飛んで行った。
今までにないことであるがゆえに彼自身も処理がおいついていなかった。
まさかこんなことが起こっているとは思ってもいなかったのだ。
シープ族の王がアヤトに声をかけやってきた。
「アヤトさんじゃないのですか!この光は!!」
「僕ではないです。これは一体……」
両者ともに何が起こったのかわからず、そのまま茫然としていた。
遠くから同じように声を上げながらゆずはとシロイがやってきた。
彼ら二人も光がアヤトによるものかと思っていたが、そんなことはないと話せば驚いていた。
驚かないほうがおかしい。何をどうしたらこんなことになるのだろうか。
シープ王がこれからイーグル族の国に攻め入りますとして、話しかけてきたがアヤトもそれを承知し一緒にいくこととなった。
次の日になりあたりを見ると何もなく、昨日行われた戦闘の跡形もなかった。
アヤトはノヴァによる救いなのかもしれない?とそれに固めた。
シープ族の王曰く、イーグル族は現在とても勢力が弱まっているとのことが報告された。
あの光によって多方面にいっていた勢力がことごとくつぶされているとのこと
噂ではスネーク族の王もやられているのだとか?トラ族の王に関しては、水戸アヤトが倒したことを伝えたらシープ王は、あなたこそ英雄であります!!ありがとうございます。と感謝してくれた。
一方のイーグル族の王ワユ氏は大変焦っていた。
まさかこんな状況になるとは思ってなかったのだ。それと同時に春風霧火について失敗したと語った。
スネーク王がドラゴン族に霧火らしき人を見つけ捕まえてくるといったが、彼は次の日になっても帰ってこない。しかもスネーク族はドラゴン族の国から消えていたとのこと。
考えられる要因は一つのみ……そう霧火による何らかのエネルギー
王ワユは怒り狂い兵士たちをストレスのはけ口として倒しまくった。
「ワユ王!この国に様々な勢力が押し寄せてきております。いかがいたしましょうか?」
「いかがいたしましょうか?貴様?つぶす」
「ひえ……・!!」
ワユは絶対的ピンチの中にいた。彼は怒りで我を忘れるほどで伝令を伝えに来た兵士すらも惨殺した。
このままでは奴らが来るのも問題として、人体に直接作用し極限を超える薬の準備をした。
【霊薬―巨人化】これはトラ族の秘儀としてもっていた万能なもの
トラ王はこれを使用したことにより序列二番となった。
―――――――時間は進み
ワユ王はまさか二人目の神の遺産しかもそれが自分が捨てたであろう存在の『春風霧火』が持つとは……これは非常に危うい状況として考え。
自分の持っていた霊薬のすべてを体内に取り入れた。
するとみるみるうちに狂暴化、ただ相手を殺すということだけを考えたスタイルに変貌した。
彼にもはや自我はない。霧火とアヤトの二人を抹殺することのみ。
ワユ王は神の遺産を持ちそのまま「力を我が力を!!」と叫んだ途端悲劇は起こった。
「アアアアアアアアアアアア!!!!!!」
ワユ王は雷に撃たれ膝を地面に両目は真っ赤になり体の大きさは城と同じくらいのものになった。
突然彼の持っていた神の遺産は光を放ったかと思うと禍々しい姿に変貌していった。
「図書館で見た……神の遺産は力を欲し続けるとそれに答えてくれる。もしかしたら、あれが本当の姿なのか……暴走ということだ。」
アヤトはすぐにそれを理解し現状を周りに伝えた。
巨大になったワユ氏を恐れ国にいるすべての国民は逃げに逃げたが、彼の破壊的な攻撃によりなすすべなかった。霧火達にやっていた風の力を何度も使うが、先ほどの超える大きさや強さで民家は愚か図書館や学校までもが粉々になった。
相手が大きすぎるゆえにこちらとしても手も足もでないでいる。
ワユ王は破壊のみであり、霧火やアヤトは眼中になかった。
すると、ドラゴン族、シープ族、ミノタウロス族、ホース族、各種族の王が集結した。
状況は一刻を争うものとしていっていた。
どのようにやつを倒せばいいのかを考えたが、出る答えはない。
一旦皆で外にでて車である程度の場所まで動かすことになった。
ワユ王の視界に入ったみたいで、彼らを追いかけるようになった。
これまたまさかの状況が起こりイフリート艦長が「近くの山にいけ!」というものだから、そちらに加速で進んだ。森の中それぞれの王、イフリート艦長にサトルやアヤトたちが揃っていた。
やつを食い止める手立てを考えているうちに彼は迫ってくる。
ドラゴン族の王は手はないことないとして語るが、非常にその先が危ないと語る。
「倒せるのなら、それでいきましょう。」
「わかった。」
ドラゴン族王を筆頭にそれぞれの王は決意し、中心の封印を解いた。
雷は鳴り響き、大地は割れ、激しい風が吹くこれが十二支獣が長く封印していた存在だという。
それは翼が生えまるで天使のような存在であったそれは、とてつもなく大きな存在であった。
両手で包み込むようにしてワユにせまった。
アヤトたちはどう見ても神聖なものとして見えるが実際はまったく真逆の存在であった。
触れた瞬間ワユのが衰えていくのがわかっていった。
「あれは長年封印してきたものであり名前は『アルカディアの天使』と言われている。だが、天使とは程遠い存在の力を持ち封印としてきた。」
アルカディアの天使見た目は名前に関しては神聖なものとして存在する。
しかし、彼らが悪だと語れば殲滅するといった恐怖の存在でもある。
ワユはアルカディアの天使に導かれるまま一瞬にしてともに消滅した。
封印が解かれたアルカディアの天使、彼らはこれからに関して心配ではあった。
今は存在が確認されないが、いつしか必ずどこかにやってくる。
こうして戦いは終わったかに見えた。
「あのワユ氏もだめしたでちゅね~……この議会もとうとう私だけになってしまったでちゅう。
まあすべては私が一番になるためでちゅからね~めでたしめでたし~」
今回の戦闘により数多くの犠牲者をだし大切な存在を失った霧火
だが、すずは光となり、そのまま刀となり……そう思えばまだ楽かもしれない。
彼が首につけてるペンダントの中には彼女と二人だけの写真が入っていた。
それから彼らは各々様々な国へと歩んだ。
サトルはホース族、アヤトはミノタウロス族にいきある程度の日までそこで過ごすことにした。
まだこの世界のわからないことがたくさんあるために、知識を増やすとして。
霧火はドラゴン族の教授の家の近くにいき惨状を見た。
そこには懐かしい思い出があり、公園にいき、湖に行き
思い出に浸っていた。するとドラゴン族の王から
「大事な人を守れなかったのは君のせいではない。逆に君はその人のこれからも背負って生きていかなくてはならない。何かあれば私が援助するから安心しなさい。」
「ありがとうございます。序列一番なのに他と違って優しいのですね。」
霧火はそういうと、ドラゴン族の王は「馬鹿にすんなよ!小僧!」と言い笑い合いその日は終わった。
それからというもの、彼らは平和条約を結び、各々今までとは違った考えで進むとした。
王がいない場所は誕生するまで代わりに指揮をとる。戦闘技術が今までなかったラビット族にはこれからドラゴン族の教えが組み込まれるとのことだった。
ある程度治安もよく諸国が仲良くなったころくらいのこと
アヤトは霧火を探していた。もしかしたらと思ったわけだ。それは霧火の方もそう思っていた。
集合場所はラビットの教授のところへ。
これが初対面というわけではない。
一番最初にあったのはラビット城の中での曲がり角
両者にらみ合って座っていた。傍から見ていたゆずはやサトルたちは「喧嘩?」と小声で言っていた。
「春風……霧火……君は……」
「ちょっと待つのじゃ」
そこに割って入ってくるようにクロイが言う。
シロイも同じように頷く、そしてクロイからことのすべてを思い出したとして話し始めた。
その話にサトルたちは驚きを隠せずにいた。
ノヴァは新しい計画をするとして1歳から100歳までをランダムに抽出し異世界に飛ばすということをしているそうだ。それはとてつもなく恐ろしいものであり、人を人ならざるものとして作り変えるものであった。サトル、静香、和馬、すずそしてその他にいるイフリート艦長含めた人達
この世界に時頼やってくる人がその実験の対象者らしい。
ある程度まで力を付けてもらい、その後計画にスタートする。
それは神の力を人に適合させる【神の化計画】と呼ばれるものだった。
なぜ?ノヴァがそのようにしているのかは、実に簡単である。時期自分の変えが欲しかったそうだ。
もう直でノヴァという存在はなくなる。それを違った強い人に移し替える。
それをするためだけに人をあちこちに飛ばしているそうだ。なんとも迷惑な話である。
そうすると水戸アヤトからノヴァにあったということを言われみな驚愕した。
珍しいことではないらしく、神の遺産を持つものは必然的にあうだろうとクロイは言う。
だが、今回は水戸アヤト、春風霧火の二名のみはこの実験の対象者ではないと告げられる。
その理由に二人にはそれぞれ御供が付いているからだ。
クロイとシロイの二人がその役になっている。
二人が合わされば【ルミナス】という存在になるのだが、どうやらそのルミナスが結末を知りたくないという理由で二人に分かれアヤトと霧火についたそうだ。
「結末が見えるとか、実験だとか……大きいな……やってること……」
いくら水戸アヤトでもそれほどの大きなことに関しては悩むことがあった。
この世界からの脱出し元の世界に戻る方法もわからないという。
結局は話はわかっても帰る方法がわからない腑に落ちない結果となった。
そして霧火自身のことについてクロイは知らず、そのことを知っているのはルミナスと言われた。
二人を異世界に飛ばしたのもたぶんそれという。
存在が二つに分かれたのに記憶はないのか……と突っ込みを入れたサトルだが、シロイが「ごめんなさい」と言った影響で静香が少し切れた。
「とりあえずは何もわからない以上進みようがないということだな。どうだ?この異世界を旅するっていうのは?」
和馬がそういうと、大賛成!と静香もいい他のメンツもそれぞれ良いとした。
メンバーは【九頭竜サトル】【未来静香】【周防和馬】【水戸ゆずは】【水戸アヤト】【春風霧火】【クロイ】【シロイ】
そもそも彼らには装備というものもないし魔法もそこまで強いものではない
何とかして戦えるようにはならないととアヤトは言う。
悩みに悩んだが、とりあえずは静香の遊ばない?という声に賛同した。
その話は序列一番目のドラゴン族に霧火が言い隣国からも何がどれが適正の装備なのかを一緒になって決めてくれたり、どのような戦闘スタイルかを模索していった。
十二支獣はそれぞれ支援をした結果。ある程度までは行き、出発とした。




