悪夢
こわいゆめをみた。
まっかっかのおへやで、みーちゃんが「死んでる」ゆめだった。
ママもパパも 誰もいないおへや。
みーちゃんはがんばってこえをだした。
『たすけて』って。『さむいよ』って。
だれもこなかった。
みーちゃんがよんだのに。
ママの約束どおり、おおきなこえをだしたのに。
パパの約束どおり、おおきなこえをだしたのに。
カタン
おとだ!!!
やっと、やっと、ママとパパがきた!!
はやく!はやく!
なのに。
はいってきたのはママとパパじゃなかった。
おおきなひと。
まっくろけっけのひと。
まっしろのひと。
みーちゃんは、がんばって『たすけて』っていったの。
そしたら
そのひとはおおきなはさみをだしたの。
みーちゃん、それしってるよ?
ママが、それでおててをきっていたいいたいしてたの。
ひとは、そのはさみをみーちゃんのおなかにつきさした。
いたくなかった。でも、おなかのなかえぐられるみたいできもちわるかった。
ぐじょぐじょって。
それからひとはみーちゃんをかばんにいれて、やまのふもとに置いてきぼりにしたの。
もう、さむくなかった。
もう、さみしくなかった。
なぜなら
こんなにも『お友だち』がいーーーーっぱいいるなんて。
最新が遅れてすいませんでした。
初投稿「恋味ソーダ」もよろしくお願いします。