魔法の時間 3現目
「大丈夫かアンジェ?」
「はい、初めは少々痛かったですがもう大丈夫でございますコータロー様」
「そ、そうか? 無理しなくていいんだぞ?」
「お気遣いありがとうございます。ですが私は平気です」
浴場でアンジェの誘惑に我慢出来ずにとうとう『自主規制』しちゃった俺は部屋に戻ろうと廊下を歩いていた。
意外にもアンジェは処女で、とっくに経験済みかと思って普通に突っ込んだら血が出て来たもんだから焦った焦った。
「なあアンジェ…俺、避妊しなかったけどもしデキたら…責任は必ず取るよ」
あまりにハッスルし過ぎて、後先考えずにかなり出しちゃったから可能性は大だ…
それを聞いたアンジェはクスリと笑って
「心配しないでいいですよコータロー様。私達メイドは主人に抱かれるのは承知の上ですし、子供が出来ないように避妊の魔法を掛けられていますので、コータロー様は何も心配しないでよいのでございます」
「え、なに? そんな魔法があるのか?」
「ええ、魔物にゴブリンやオークがいるのですが、彼らのような人型の魔物は仲間を増やす為に多種族、特に人間の女性を犯して孕ませるため、女性の冒険者や魔術師はその魔法を掛けています…ですがその魔法を掛けてもらうのにはそれなりに値段が掛かるので、貧民は勿論、平民の女性の大半は掛けられていないのです」
「成る程…」
好きでもない奴どころか、化け物に犯されて孕まされるとか、俺だったら耐えられないな。
そう思っていると部屋に着いた。
「じゃあアンジェ、明日もよろしく。おやすみ」
「お休みなさいませコータロー様」
部屋の前でアンジェと別れてベッドへダイブし、そのまま瞼を閉じた。
翌朝、朝飯を済ませた俺は王様に昨日の事を報告したのだが昨日、楓嬢が既に報告していた。
とは言っても俺の方が情報を持ってるので昨日の事を全て話した。
その際に大臣とかに難癖みたいな事を色々言われた。
でもあの夜、俺は何も出来ない状態だったのだから文句とか言われても困る。
防音と姿が見えなくなる結界+武器の扱いも知らず魔法も使えない俺にどうしろと?
運が悪かったとしか言えない。そして城を警備してた兵士達には何らかの処罰が与えられるらしく、なんだか同情してしまう。
兎に角、報告を済ませた後はアンジェと共に外にある訓練所へ向かっていた。
今日は思いっきり魔法の練習が出来る…初級だけだけど。
そういや勇者達は魔導書を貰ったようだが、もう中級の魔法とか普通に使えるようになってんのかな?
いいな魔導書、俺も読みたいな。誰か貸してくれんかな?
そう思っている内に訓練所へ着き、入り口には勇者4人とオリヴィエと姫さんが立っていた。
今日は姫さんも一緒か…面倒な事になりそうだ。
「おはようございますコータローさん」
「おはようオリヴィエ女史。今日もよろしく頼む」
「こちらこそ。では全員揃った所で中に入って早速魔法の練習をしましょう」
オリヴィエがそう言って訓練所の扉を開ける。
中に入ると、俺達以外にも的に魔法をぶっ放してる魔術師の人達がいて、俺達が入ると全員がこっちを向いた。
「おおっ! 勇者樣方だ!」
「オリヴィエ様にフィロル王女様までいらっしゃるぞ!」
魔術師の一人がそう言うと全員が訓練を中断して俺達、正確には勇者達と姫さんとオリヴィエにお辞儀した。
俺の事は眼中に無いと言った感じだ。まあ、もう慣れたがな。
「おはようございます魔術師の皆さん。私達の事は気にせずにいつも通りに訓練してて下さい」
と笑顔で姫さんがそう言うと、再び魔術師はお辞儀をして訓練を再開する。
「では皆様、この奥の方で各自魔法の練習をして下さいな。尚、魔力切れを起こさぬよう適度に休憩を取りながら練習して下さい」
そう言ってオリヴィエは訓練所の奥の方を指差す。
「分かりましたオリヴィエさん」
「昨日みたいな事はすんなよ春香?」
「う、うるさいわよ! 今度はそんなヘマはしないわよ!」
「………」
平野、風間、柳の3人は浮ついた感じでいるのに対し、楓嬢はなにやら真剣な表情をしている。
「? どうしたの楓、気分でも悪いの?」
「大丈夫ですよ春香さん。ちょっと考え事をしてました」
「そう? ならいいけど…」
「それより早く練習しましょう。一刻も早く魔王と戦える為に力を付けなくてはなりません」
「そうね。早く戦えるようにならなくちゃね!」
「そうだな、俺達はこの世界の平和の為に強くならなきゃいけないんだ」
平野達はより一層絆を深めた後、各自魔法の練習に取りかかった。
「この世界を平和に、か…ホントに出来るのか」
と、俺は誰にも聞こえないように小さく呟くと早速魔法の練習を始めた。
「水よ、我が魔力を糧に敵を薙ぎ払え『水球』」
女魔術師の右手から水の玉が放たれる。
水属性の魔法をまだ知らない俺は水属性の魔法が使える魔術師を探し出して、その人に教えて貰っている。
ホントはオリヴィエに一通り教えて貰いたかったのに勇者達4人に付きっきりでアドバイスしてる所為で、こうして各属性の魔術師の人に聞き出して教えて貰っている。
「こ、これが水属性の初級魔法、『水球』です…」
女魔術師が怯えながら言う。
そんな怯えないでくれよ、傷ついちゃうじゃん、別に取って食おうってワケでもないのにさぁ…
「悪いね、休んでた所を無理言って教えて貰ってさ」
「い、いいいえ、だだだだだ大丈夫ですッ!! では私はこれでッ!!」
女魔術師はそう言って逃げるように去って行った。
「優しく接してるつもりなんだけどなぁ…やはりこの目つきのせいなのか」
俺は昔から目つきが鋭くて、その所為で小学校の頃に先生から常に睨んでるように見えると言われてたからな…それで中学と高校の頃とか悪い事何1つしてないのに不良のレッテル張られて、ぼっち生活送ってたのは苦い思い出だ。
そんな訳で目つきが鋭いのが俺のコンプレックスでもあるのだ。
まあ、そんなことは今はどうでもいいので早速、教えて貰った魔法を一通りやってみることにした。
「じゃあ先ずは火属性からやってみるか」
魔法をやる前に近くに人が居ないか、燃えやすい物がないかを確認して俺は左手の人差し指を的に向けた。
「えーっと確か詠唱が…火よ、我が魔力を糧に敵を燃やせ、『火撃』ッ!」
と詠唱を唱えながら少量の魔力を引き出すと、指先に火の玉が出来て的に向けて飛ばすイメージをすると、指先からピンポン球くらいの火の玉が的に向けて放たれたのだが狙った場所に当たらなかった。
「あら外れちまった、形は出来てるのに制御が難しいな。ていうか、やっぱ詠唱しながらだと接近されて攻撃されたら対処出来ないな。まあその為に剣術も習うんだが」
それに詠唱を唱えると厨二病を患ってるワケでもないのに、恥ずかしくて死にたい気分になる。
言っておくが俺に黒歴史なんて物は存在しない。ないったらないのだ。
「取り敢えず今はひたすら練習して、詠唱破棄で放てるように頑張るか」
そう決めた俺は習った魔法をひたすら的に向けて放つ事にした。
ちなみに詠唱破棄と無詠唱の違いは、何にも言わないで魔法発動が無詠唱。 魔法の名前だけで、長ったらしい呪文を言わないのが詠唱破棄だとのこと。
つい最近までは同じ意味だと思ってた。
「先ずは火属性から…火よ、我が魔力を糧に敵を燃やせ、『火撃』!」
突き出した左手から炎が真っ直ぐ飛んでいき、的に命中した。
「次は先程教えて貰った水! 水よ、我が魔力を糧に敵を薙ぎ払え! 『水球』!」
同じく左手からソフトボールくらいの水の球が放たれて的の左側に当たった。
「今度は風だ! 風よ、我が魔力を糧に敵を撃て『風弾』ッ!」
左手の人差し指からピンポン球くらいの小さな風の弾丸が発射されて的の真ん中のやや上に当たり貫通した。
「最後に土属性! 土よ、我が魔力を糧に敵を貫け!『地針』!」
地面から土で出来た針が現れて大きめの的を貫いた。
その他にも教えて貰った魔法を全て試して、詠唱破棄で出来るようにひたすらイメージだけで練習していった。
魔法の練習をしていると時間の流れるスピードが早く感じる。
気が付けばもう夕方で、あれからずっと魔法の練習をしていた。
アンジェに休んだ方が良いと言われて気が付いたので休む事にした。
5時間くらいぶっ通しで魔法の練習した所為か、ある程度は上手く当てられるようになってきたのだが、魔力を使いすぎたのか体が少々ダルくなってきた。これが魔力切れの兆候だろうか?
まあいいや、取り敢えず一度休憩しよう。ポーション飲んで休憩すれば回復するだろ。
そう決めた俺は魔法の練習を中断し、訓練所の中にある長椅子に座って支給されたポーションを飲む。
青じそみたいな味がするが、そういうモンなんだろう。
俺としては好きな味だ。
ポーションを飲みながら、各属性を使う魔術師の人達から教わった初級魔法を手帳に纏める事にした。
火属性は
火を飛ばす『火撃』
ライターのような役割を持つ『点火』
炎の壁を作って相手を閉じ込める『火壁』がある。
水属性は
水の球を放つ『水球』
治療魔法以外で使える回復魔法『治療水』
自身の体に水の膜を張って衝撃を和らげる『水膜』
風属性は
風の弾丸を撃つ『風弾』
風の刃を飛ばす『風刃』
物体を浮かす『浮遊』
土属性は
地面から鎖を出して拘束する『地縛』
地面から針を出す『地針』
土の壁を作って攻撃を防ぐ『土盾』
以上が俺が使える属性の初級魔法の全てだ。
今の所、大半は詠唱破棄で出来るようになった。
なんというか、こう、名前からしてイメージしやすい? そんな魔法が多いからか、それほど難しくはなかった。
手帳を胸ポケットに仕舞い、なんとなく平野達の方を見る。
「光よ! 我が魔力を糧に聖なる炎で敵を焼き尽くせ!『聖炎』!」
平野の手から青白い炎が放たれる。それを見てる姫さんはうっとり、オリヴィエと魔術師の人達からは『おおおっ!』と、どよめきが起こる。
平野以外の3人も光属性の魔法を披露し、訓練所は歓声で満ち溢れる。それ程あの4人が凄いってことかね?
「凄いですわコウイチ様! これならきっと魔王を倒せますわ!」
おいおい姫さん、平野はまだ初級魔法しか使ってないんだぞ? 幾らなんでも『聖炎』だけじゃ魔王は倒せないだろ。
「ああ、この魔法ならきっと魔王を倒せる! みんなもそう思うだろ?」
「おう! 魔王だろうがなんだろうが蹴散らしてやるぜ!」
「そうね! この魔法があれば私達は負けないわ! 楓もそう思うでしょ!?」
「え、ええ、そうですね…」
お前達本気か? 本気でそれだけの魔法で魔王を倒せると思っているのか?
幾らなんでも期待し過ぎじゃないか?
俺は椅子から立ち上がって浮かれている平野達のところへ行く。
「おいおい勇者さん達、その程度の魔法で魔王を倒せると本気で思ってるのか?」
俺の言葉にアンジェと楓嬢を除くその場にいた全員が俺の方を向いた。
「なっ!? テメエそれは俺達の魔法が弱いって事かよ!?」
風間が怒鳴り、周りの奴らも賛同してくる。
「別にそうは言ってないだろ。第一、考えてみろ、光属性の初級魔法ごときで魔王が倒せると思うか?」
「勇者様方! この者は勇者樣方を妬んでこんな事を言ってるのです!」
「そうよ! こんな奴の言葉に耳を貸す必要なんて無いわよ光一!」
と、姫さんと柳がそう叫ぶ。いやいや、なんでそうなる?
「俺は別にお前達の事を妬んでなんかない。ただ、光属性の初級魔法が使えるようになったぐらいで、魔王を倒せる気になるなと言ってるんだ。 魔王はそんな簡単に倒せる相手じゃないんだろ? 幾らなんでも過信し過ぎじゃないのか?」
俺がそう言うと全員黙り込んでしまった。
「アンタにそんな事を言われる筋合いはないわ。余計なお世話よ」
「そうだぜ、テメェは黙ってろ」
柳、風間がそう言う。
完全に敵意剥き出しだな。まぁ、別に気にしないが。
「……。そうか、確かに俺が言える事ではないな。悪かった、まあ精々頑張りな」
そう言って長椅子の所に戻る。
こんな事言うつもりはなかったのに何故か自然と口に出していた。
同じ日本人だからなのか、本当は心の何処かで彼奴等の事を心配しているのかもしれない。
長椅子に座って支給されたポーションを全部飲んで少し休んだ後、再び魔法の練習を始めた。
暫く練習してると、オリヴィエが中級と上級の魔法についての講義をするというので、彼女の部屋に戻って中級と上級の魔法の講義を受けている。
「えー、中級と上級の魔法は初級と違って攻撃的な魔法が多く、初級と比べると威力、消費する魔力は多く、制御も難しくなっています。中級と上級の魔法は初級が3つずつ呪文があるのに対し、中級上級は2つずつしかありません。そして神聖級は1つだけとなっています。また、炎・氷・雷の派生属性は各級1個づつの呪文しか存在していません」
そうなのか、大量にあるかと思ってた。
「オリヴィエさん、1つ質問してもよろしいでしょうか?」
「なんでしょうかカエデ様?」
「各級に呪文が限られてるのは分かったのですが、各級の魔法の威力が一体どれくらいなのかがイマイチ分からないのですが? 『火撃』のように魔力の調整次第で威力が変わりますが、それは中級や上級、神聖級の魔法にも対抗できるのですか?」
オリヴィエは楓嬢の質問を聞くと困ったような顔をした。
「えっと、出来ない事は無いんですがそれはあまりにも効率が悪いので、態々初級の魔法で中級、上級、神聖級の魔法に対抗するのであれば中級と上級、神聖級の魔法を使った方が多少は消費する魔力を抑えられます」
「そうなのですか、分かりました。ありがとうございますオリヴィエさん」
「いえいえ、いい機会なので魔法の威力について説明しましょう」
そう言ってオリヴィエは教卓の横に在った黒板に文字を書き始めた。今更だがこの世界にもチョークが在るのか、じゃあ材料は炭酸カルシウムか? それともホタテ貝殻か卵殻か。どうでもいいか、材料があるのか分からんし。
「魔法の威力は正確には分かりませんが、仮に初級を2としましょう、中級が2倍、上級が3倍、神聖級が4倍となり、光属性は火・水・風・土の基本属性の各級の3倍の威力を持ちます。派生属性は基本属性の2倍の威力を持ちます」
「つまり、基本属性は初級が2ならば2倍の中級で4、3倍の上級で6、4倍の神聖級で8で、
各級2倍の派生属性は初級が4で中級が8、上級が12、神聖級が16で、
各級3倍の光属性は初級が6、中級が12、上級が18、神聖級が24となるわけですな?」
「そうなりますねコータローさん。しかし、これはあくまで仮の数字であって実際にその数字となるわけではないです。あと、支援や防御魔法は含まれてはいません。他に何か質問がある方はいますか? いないのであれば今日はこれで終わりにしますが…」
あ、そうそう忘れる所だった、俺も1つ聞きたい事があるんだ。
「先生、俺からも1つ聞いていいですかい?」
「何ですかコータローさん?」
「魔法の練習をしてる時にふと、思ったんだけど複数の属性に適正がある人が一度に複数の属性魔法は使う事が出来るのか? 例えば火と水の属性が使える人がいるとして、その人が右手で『火撃』、左手で『水球』を同時に放つとか」
質問を聞いたオリヴィエはさっきよりも困った表情をした。
「えーっと…そういう方法は見た事が無いですし、資料にも無いので理論上はおそらく不可能かと…やるとしたら多分、どちらかが先に放たれると思います」
「そうですかい」
そっかー、出来ないのかー、とあるゲームで両方の手で魔法を放つというのを見た事があるから、もしかしたらと思ったのに現実は甘くはないか。ゲームだからこそ成せる業なんだろうきっと。
「他に質問は「あ、先生、最後にもう1つだけいいですか?」…なんでしょうコータローさん?」
「先生のスリーサイズを教えて下さい」
と、俺は真剣な顔でそう言った。
「え?」
『は?』
「……」
「幸太郎さん……」
オリヴィエと勇者3人が唖然とし、アンジェは無表情のままで、楓嬢はジト目で俺を見る。
「先生、大事な事なのでもう一度言います、スリーサイズを教えて下さいな」
「え、ええっ!? だ、ダメです! 好きな人でもない人にそんなことは教えられません! というよりなんてことを聞くんですか!////」
と、顔を真っ赤にして叫ぶオリヴィエ。
その顔をこっそり写真に撮って保存したのは内緒だ。
「と、兎に角! これ以上質問する人はいないようなので今日はこれで終わりにします!」
そう言ってオリヴィエは部屋を出て行った。まあ別にマジで知りたいとは思ってないからいいんだけどね。ちょっとふざけてみただけだし。
ゴミでも見るような目をした勇者達と、冷たい目で俺を見る楓嬢を背に部屋を出て俺は自室に戻った。
「あー体がダルい、魔法を使い過ぎたかな」
自室に戻り、ソファーに座る。
「大丈夫ですか? 必要あればポーションを貰ってきますが…」
「あー多分大丈夫だ、少し寝れば回復すると思うから」
「そうでございますか。ところで、何故オリヴィエ様のスリーサイズなんかを聞いたのですか?」
「ん? ああほら、オリヴィエってスタイル中々良いじゃん? だからつい知りたくなってあんな質問をした。反省も後悔もしていない」
「…そうでございましたか、確かにオリヴィエ様は容姿端麗ですから思いを寄せる殿方も少なくはありません。コータロー様と勇者樣方が召喚される前にも縁談の話がございました」
クスリと笑みを浮かべながらアンジェはそう言った。
「へえー…で、その縁談はどうなったんだ?」
「破棄になりました。オリヴィエ様自信、ご結婚する気は全くありませんので、縁談の話があれば全て断っています」
「ふーん、まだ十代の女子なのに大変だな」
オリヴィエはまだ18歳、結婚するにはまだ早い気がするが…有名になればそれだけ繋がりを強くしたいということだろうか。
「ま、俺には関係ないか。アンジェ、済まんが紅茶を入れてくれないか?」
「畏まりました」
アンジェは一礼をして部屋を出て行った。
その後は今日教えて貰った事を手帳に纏めて飯食った後、文字の勉強をして、風呂入ってアンジェから明日の予定を聞いて寝た。
アンジェみたいなメイドが欲しいです…無理ですけど。