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47. 海道 一樹は守りたい


駅の前。


日曜日で人通りも多く、人を待つもの、仲良く歩いていくものなど様々な人が見られる。


そんな中、俺は............


「あの人なんかイケメンじゃない?ちょっと怖そうだけど.......」


「わかる。超好みなんだけど」


注目の的となっていた。


俺、海道 一樹は妙に目立つ。


一つはガタイが大きく伸長も高いため、物理的に目立つということもあるだろう。


だがやはり一番は..............顔だ。


正直自分で言ってて悲しくなるが、俺は顔が怖い。


まあ、なんだかんだよくイケメンとは言われるのだが、俺から話しかけに行こうものなら震え上がって逃げられてしまうのである。


そんな俺がどうしてこんなリア充どもの巣窟にいるのかと言うと、人を待っているのである。


この前の水曜日、俺は人生で初めてクラスの女子に遊びに誘われた。


もちろん結などと遊びにいたことはあったものの、綾斗や遥斗を経由せずに向こうから誘われたのはおそらく人生で初めてである。


というわけで昨日は綾斗と遥斗に服を選んでもらってそれを着てきた。


俺はファッションセンスがないというわけではないが、女子たちから好まれるファッションというのには疎いので、2人に協力してもらった次第である。


ということで俺は注目を集めながら、女子を待っている。


と、


「おまたせ〜!ごめんね!待たせちゃった?」


3人の女子が少し小走りにこちらに向かってきた。


右から順に小倉 杏、西野 亜紀、三上 誉である。


3人ともいうなればギャルというやつだ。


「いや、俺もいま来たところだ」


本当は30分前くらいから着いていたのだが、約束の時間より早く来たせいなので、わざわざ言う必要もない。


「じゃあ行こっか!」


「ああ、今日はよろしく頼む」


◆ ◆ ◆


俺達が最初に来たのは、俺には絶対に似合わないおしゃれなカフェだ。


3人はそれぞれパフェを、俺はコーヒーを頼んで待ち時間。


「ここのパフェ一回食べてみたかったんだよね〜!」


「この前インチュタで見てから目をつけてたんだ〜」


「一樹くんは頼まなくてよかったの?」


茶髪の西野が俺に聞いてくる。


「俺はあまり甘いものは好きじゃないんだ」


「へ〜。なんかイメージ通りだね!」


なんだろう。


こういう何気ない会話をクラスメイトとしてるってだけで楽しいな。


今まで感じたことない高揚感に、俺は年甲斐もなくワクワクしていた。


みんなからしたら当たり前の日々であっても、俺からしたら新鮮味がある。


何しろ人生で友達という友達は綾斗と遥斗くらいだしな。


異性ともなればもっとである。


なので、俺はワクワクするとともにまあまあ緊張していた。


「お待たせいたしました〜」


少し経って、頼んだものが運ばれてきた。


ちなみにパフェには3種類あり、チョコ、いちご、マンゴーと、全員がそれぞれ違う味を頼んで分け合っている。


「ん〜!美味しい!」


「まあまあ高いけど値段の価値はあるね」


とても美味しそうに食べるので俺までほっこりしてしまう。


それぞれを食べ終わった俺達は、次はゲーセンに行こうという話になった。


そうしてゲーセンへと向かっていたのだが..........


どんっ!


「あ、すいません.........」


小倉が人とぶつかってしまいよろける。


見てみると相手の人はサングラスを掛けたいかにもそっちの世界の人だった。


「あ~?いったいのう。これは償ってもらわな気がすまん。ちょっとこっち来いや」


そういって男は小倉の手を掴む。


後ろにはスーツの男性が多数。


見た目通りの人ということらしい。


小倉は必死に抵抗するが、男に勝てるはずもなく連れて行かれそうになる。


俺はそんな男の手を上から掴んだ。


「あ~?なんだよあんちゃん」


「離せ」


「もとはといえばこいつが悪いんじゃろ!?文句を言うなや!」


「離せって........言ってんだよ!!」


俺は思いっきり男の顔面に拳を叩きつけようとした。


しかしスーツの男が間に入ってきた。


男に一撃は入れれなかったものの、吹っ飛んで小倉の手を離したので良しとしよう。


「ありがとう一樹くん.........」


「ああ」


俺は小倉たちに微笑みかける。


しかし、流石にこの量は俺でもきついぞ。


どうすれば................


周りにはさっきまでいた人たちがいなくなっている。


薄情な奴らだ。


俺は3人をかばいながら攻めあぐねていたのだが............


「うわ.....!?」


「........グッ!」


囲まれた外から悲鳴が聞こえてきた。


奴らは何事だとそちらを向いていたのだが............


その音はどんどん近づいてきている。


輪郭が見えてくる。


2人の男だ。


俺の目に写ったその2人は.............


俺を見て微笑んだ。



ブクマ本気でよろ。


この前無事オフ会をしました〜!

どんパフどんパフー。

めちゃくちゃ可愛かった。

やっぱ推し活はいいものです。

友達だけど推し。

うん。最高やん。

みんなも推し活しようぜ〜。

この暗い現実から逃げて.........さ(キラ)

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