25. アスレチックパークとは..........
旅館についた俺達は、旅館に荷物を預けてアスレチック施設に来ていた。
楓の森自然の家から四方に伸びている道の先には、旅館が管理している楽しい施設がある。
今俺達が来ているのは旅館の北側に位置する、楓の森アスレチックパーク。
子供が遊ぶような遊具から、大人でも楽しめるようなアスレチック系の遊具、筋トレの器具まである。
「よーし。じゃあ11時30分にまたここに集合な〜。」
現在時刻が10時なので1時間半の時間が取られている。
先生の話が終わるなり、男子は走って、女子は友達と固まって歩きながら遊具に向かう。
ここのアスレチックは見ても分かる通り、一人で遊ぶのも楽しいし、ともだちとおにごっこしたりするのも楽しい。ちなみに経験者です。ドヤァ。
一応話しておくと今俺の周りにいるメンバーは、夢、灯、結、コリス、そして俺である。遥斗はすでに遊具に登っておにごっこをしているし、一樹はなんか女子と話しながら歩いている。
女子の大半は、軽く遊具で遊ぶかこの公園をぐるりと囲むようになっていて崖に落ちないようにする役割もある木の陰に座り、楽しく談笑をしたりしている。ちなみに例のオタク集団はかどでじめじめとゲームをしている。何しにここに来たんだろう。
そして俺達はと言うと........
「綾斗!はやく支えて!」
「はやくはやく!」
「きゃあ、こっちから崩れてきましたわ!」
「ん......支えます。」
絶賛砂場で城造りをしていた。
え?幼稚すぎないかって?
いや思ったよ?俺もそう思ったんだけどさぁ。これ見ちゃったらねえ。
「わかったよ。」
そういって目を向ける俺の目に写ったのは.........俺の腰くらいの高さがある巨大で精密な砂のお城だった。
いや、君たちガチ勢やん。砂の城づくりの大会でも出てた?コリスもコリスで息ぴったりだし。
そんな事を考えているとみんなから早くしろオーラが出ていたので、北側を支える。
すげえ。なんかお城の上の凸凹?みたいなのまで精密に再現しているし。これピ◯チ城でも勝てんやろ。
と、家族で来たようなまだ小学幼稚園くらいの子たちが羨ましそうな目でこちらを見ているのに気づく。
「君たちも一緒にしない?」
俺はその子達に総提案する。
俺としては、子供は割とすきな方だ。子供が無邪気に遊んでいるところとかほっこりするし、俺自身が子どもと遊ぶのもとても楽しい。
「いいの!?おにいちゃん!」
「ああ、いいぞ〜。」
「ありがと!」
わお、笑顔が眩しい。と、俺は作った中心であるみんなに聞いていなかったなと思いみんなの方を振り向いた。すると.........
「子供に優しい綾斗。かっこいい.......。」
「将来子供はいっぱい作らなきゃ.....。」
「.................。」
「私も子供にならなければいけませんわ.......。」
なんか俺への評価を述べていた。なんか最後のやつ意味わからんけど。
そうして、小さい子どもたちといっしょになぜか知らんが城をもっと大きくしようと奮闘していると........
「おーい綾斗ー。何してんだー?」
遥斗とその一派がこちらが気になって寄ってきた。
「うん?城作ってる。」
「は?しろって子供か.........すげえな。」
「だろ?」
最初は子供っぽいと馬鹿にしようとしていた遥斗だったが城を見て口を閉ざした。まあすごいもんね?これみて子供っぽいとは言えんよね?
「なあ。綾斗。俺達も入れてくれよ。」
そう遥斗に言われたので今度こそみんなに許可を取る。
両手は塞がっていて、声に出さずに刻々するみんなの姿は、色々思うところがあった。とくにコリ...............。いや、やめておこう。ゾクッとした感覚が肩まで来てるからね。これ頭まで来たら終わりらしい。
そんなわけで最終的に俺の身長、180センチくらいの高いお城ができましたとさ。あれ、アスレチックパークってなんなん?ちなみに管理さんに残しておいてほしいって言われて崩れないように傘がつけられるそうです。
まじでブクマと評価よろー。やらないと書かないぞ☆嘘だけど
五月病まだ残ってるー。




