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21. 鷹月 灯は天然らしい


くらくらする頭を振り、ベットから起き上がる。


あれ?こんなこと前にもなかったっけ?


あたりを見回してみると、そこは白い部屋。


周りにおいてある機器やカーテンなどから、ここが病院であるということがなんとなく伝わってくる。


でもおかしいな。俺は今日みんなと水族館に行って.........。


「綾斗!」


「ごふうぅぅ!」


そんなふうに頭の中で状況を整理していると、腹部に刺激が走った。


「お、おお、灯じゃん。てかちょっと勢い強すぎない?」


「ご、ごめん。つい..........。」


あ、灯がショボーンってしてる。珍し。パッパカパーン。レア しょぼん灯、なんつって。


「で、これはどういう状況なんだ?」


そう聞くと、灯は今日のことについて説明してくれた。


要約すると、


俺、倒れる

  ↓

水族館のベットに寝かせる

  ↓

皆心配になる

  ↓

病院へGo!


うん。病院へGo!じゃねえんだわ。俺のせいで大迷惑じゃねえか。ちなみに他のみんなはおのおの買い物に行ったりしているようだ。


「ごめんな。楽しいデートだったのに。」


「ううん。大丈夫。それより.......」


灯は含みをもたせるように言った。


「綾斗の体に重大な不調があるの。」


「へ?」


重大な不調?え?なんでそんな暗い顔してんの?もしかしてやばい病気なん?俺余命宣告とかされちゃう感じ?


「実は..........。」


「ごくり........」


あ、今回はしっかり固唾をのみました。なんか余裕じゃね?俺。


「睡眠不足なの。」


「そんな..........。」


そんな、睡眠不足だなんて。そんなの、もう助からないじゃないか。


.....................................


ん?寝不足?


「ストレスによる寝不足って言ってたわ。当然よね。誰を選ぶか毎日気苦労しながら生活してるんだもの。」


うーん。そうなのかなぁ。最近徹夜でゲームすることが多いし。まあみんなとだけど。


「私、とても後悔してるの。私達のせいで綾斗に迷惑がかかるなんて私望んでない。だから........。」


灯は、なんか決心したみたいな顔で言い放つ。


「私が毎日綾斗を寝かしつけるわ!」


「いや寝れるかー!」


ちょっと!ドヤァってしないで!めっちゃかわいいけども!かわいいんだけども!それ余計に寝れないから!


「なんで?」


いや、さもわからないみたいな感じで首をこてんってされても流石に無理だよ!?


「そっかぁ。私も嬉しいしいい案だとおもったんだけどなあ。」


うっ。上目遣いはずるいよぉ。いい案どころか悪化させるだけだけども。


「わ、わかった。今度一緒に寝よう?そうしたら一日で疲れ吹き飛ぶから。ね?」


「ッ!!うん!そうする!」


笑顔が眩しい。ここは天界かなにかですか?


てか、灯って天然だったんだぁ。ちょっと意外かも。



そんな感じで、その後みんなと合流し、長いような短いような一日は幕を閉じたのだった。



更新遅れてすいません。

これから更新頻度上げます。


アイドル志望の幼馴染が帰ってきた件

https://ncode.syosetu.com/n3475jb/


新しく連載始めたので、よかったら見てください!

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