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20. 昼の気絶事件について


あのあと、俺達は合流した。


「もう、日向ちゃんたちずるいよ〜。綾ちゃんを連れて行っちゃうなんて。」


「結さんたちが目を話したのが悪いんですよ。」


結たちは、俺達がいなくなったことに気づいて探し回っていたようで、息が切れている。


時刻はもう昼時、そろそろお腹も空いてきたところだ。水族館の中にもご飯を食べに行ったのか、人が少なくなっている気がする。


「そんなことよりなにか食べない?俺おなかすいちゃった。」


「じゃあ、なにか買ってイルカショーの席を取って食べようよ。」


灯がそう提案してくる。


この水族館には、フードコートのようなエリアが存在しており、麺類や丼、ハンバーガーなどのファストフードと、多種多様なお店が揃っている。


「じゃあ、とりあえず席をとって、各々が順番に買いに行く感じで。」


そういって、俺は最初に昼飯を買いに行く。


今日の気分は...........そうだなー。麺類でさっぱり、てのもいいけどなんかガッツリ食いたい気分だな。


俺は散々悩んだ挙げ句、水族館らしく海鮮丼にすることにした。


「おおーい。買ってきたぞ〜。」


買ったものをもってくると俺と一緒に行った灯はもう戻ってきていた。


その後、結と美玲先輩、夢と真希さん、最後に日向と望海が買いに行って、みんなで席についた。


「じゃあ、せーの。」


「「「「「「「「いただきまーす!」」」」」」」」


イルカショーが始まるまで一時間あるので、あまり急ぐ必要はない。


「この海鮮丼うま!このサーモンがとくにうまい!」


「このハンバーガーも美味しいわ。魚のハンバーガーってはじめて食べたけど、お肉よりもすきかも。」


それぞれが感想を言い合いながら、食事を進める。


まだ一時間前ということもあって、イルカショーのための席にはちらほらしかひとがいないが、水族館は反響しやすいため、そこそこ騒がしい。


そうして、俺が海鮮丼を食べていると...........


「あ、綾斗くん、ほっぺにいくらがついているわよ。」


「へ?まじ?」


真希さんが、俺にの頬にいくらがついていると指摘してくれた。だいぶ夢中になって食べていたからな。


パクッ


「ふふ///」


「え!?真希さん!?」


どこだろうと俺が口周りを触っていると、不意に横から俺の頬に唇が当てられた。真希さんが、口についていたいくらを食べたのだ。


「ごちそうさま。」


そういってぺろりと舌を出す様子は、小悪魔そのもの。大人びているというのもあって、妖艶なサキュバスのようだ。


やばい。めっちゃドキドキする。


前から思っていたことだが、真希さんはギャップがすごい。大人びていると思っていたら、子供っぽいところがあったり。いつも落ち着いているが、以外に攻められると慌ててて可愛かったり。そういう要素ってめっちゃときめくんだよなぁ。


そんなことを考えていると。


チュッ!


また不意に頬に感触が。


チュッ!


チュッ!


それも一回ではない。6回もだ。


そして、体感で一分ほど経って、俺は、みんなにキスをされたのだと認識をした。それとほぼ同時に、眼の前が真っ暗になっていくのを感じた。




更新遅れてすいません!

諸事情により、投稿を3日に1回程度、文章量も減らさせていただきます。

これからも読んでいただけると嬉しいです。

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