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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第8章 匂い袋作りの女性とエルフの里襲撃事件
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第73話 護衛任務④


 楽しんでいってください。


 時は、少し遡る。ロードと仮面の魔法使いが戦い始めた頃、カレン、レン、ミタ、エリナの4人は村に向けて走っていた。


(先に気づかれたのは、正直言って痛い)


(でもロードがアイツを抑えててくれてるおかげでありがたいいじゃない?)


(本当は、私が戦いたかった。でも全くあの攻撃に気づかなかった。多分あのまま戦っていたら私は、負けてた)


(クヨクヨしない!!あなたは今回戦闘員として私たちと来てもらってありがたいのよ)


 そうして、村に着くや否や門を閉めようとしていた所を、カレンが門を壊して中に入った。


「これより魔法会権限の名の下に調査をする。抵抗するな完膚なきまでに叩き潰す!!」


「そんなことやってもいいのかしら?この2人がどうなっても構わないのかしら?」


 そこに居たのは、ミタの両親だった。両親は、鎖で繋がれ棒に巻かれて、いつでも処刑出来る状態で居た。


「お母さん!!お父さん!!」


「どうするの?ここで大人しく死ぬか、暴れてこの2人を殺すか決めな」


 誰も予想だにしていなかった。言い終わる前に、ミタは、神速で移動し、ハイ・ジャンプを発動していた。

 あの臭い臭い匂い袋を、両親に向かって投げつけていた。


「え、何やっての???自分の両親でしょ!?」


 魔法使いは理解出来ず、カレンたちも同じく理解出来ずにいた。

 

「はぁ。スッキリスッキリ!!これで思う存分戦えるでしょ」


「う、うん。レンは、彼女を守りつつ制圧よろしく。エリナは、同胞たち探してきて!!」


 一才に動き始めた。そしてワンテンポ遅れた奴は、思いっきり殴り飛ばされていた。


「ガハッ。痛いわね、本当に最悪!!なんのアイツ、マジ意味不明!!」


「それは、私たちも同じよ。まさか、自分の両親を真っ先に狙いに行くとは、思わないじゃない」


 まだ洗脳は、続いてることを確認した奴は、一斉にミタに向かって攻撃を命令した。

 でもそれは、長くは続かなかった。なぜならその匂い袋を、思いっきり投げ当てて、戦闘不能にさせていったからだ。

 この時、カレンとレンは同じことを思っていた。ミタ1人で仮面野郎居なかったら制圧出来てただろって内心思っていた。

 エリナは、ミタの活躍もあり、戦闘せずに探すことに集中できた。

 そして、奴隷になったものたちを見つけたことを、報告した。

 流石に後がない魔法使い。その瞬間だった。何処からか見ていたのか、後ろから高魔力の魔弾が奴の心臓を貫いたのだ。

 その魔弾は、とても小さく貫いた瞬間消えていったのが、カレンには見えた。

 奴は、倒れ込みその場で死亡したのだった。カレンにとって、初めて見る光景である。


「ああああああああああああああああああああああああ!!」


 すぐさま駆けつけた、2人がなんとかなだめようとするが一時的にパニックを起こしていた。

 その際、犯人には逃げられてしまっていた。逃げられる直前置き土産を残していった。

 それは、魔物を呼び寄せるポーションである。その瞬間、辺りには魔物が出始めていた。

 

「マジかよ!!ミタ、カレンを頼む!イフリート来い!!」


 イフリートを召喚させ、なんとか複数の状況を作り出したのはいいものの、流石に、気絶させた住人、元奴隷たち、カレンやミタを守りながらなんて流石に無理がある。

 その時だった。エリナとロードがそれぞれ到着したのである。

 

「大丈夫か?カレン。今はゆっくりしとけ眠れ(スリープ)


 ロードが怒ってるのがわかる。これは、魔物たちが八つ当たり代わりに酷い死に方をするのを決定付けた瞬間だった。




 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 いかがだったでしょうか?

 彼女の死が、今後カレンにとってどのような変化を生み出すのかお楽しみに!!

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

 もししていただけたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

 ぜひよろしくお願いします!

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