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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第8章 匂い袋作りの女性とエルフの里襲撃事件
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第68話 戻る羽目になった日と臭すぎて倒れてしまうそんな日常


 8章開幕です。


 小国ランを抜けて次の小国に向けて歩き出した。 


「次の小国ってどれぐらいで着くの?」


「最短2ヶ月で小国リーポンって言うの。特徴といったら自然豊かで小さな国よ」


「2ヶ月......結構な距離やな」


 途中で、食材とか買わないとな。後他にいるものってあるかな。それは、また見ておかないと。

 他かにも村とかのことも聞いておかないとな。


「村は?最短何日?」  


「最低5日って所かな」


 よし!食材は大丈夫。また今日はどうするかな。朝慌ただしくてちょっと疲れたんだよな。休みたいけどダメだろうな。

 そんなことを考えていると前の方から商用馬車が走ってくるのが見えた。

 

「助けてくれ!!魔物が後ろから追いかけてくるだ」


 そう言われて後ろの方から大量の魔物たちが襲ってきて居た。幸いA級は居ないみたいだ。でも馬車を襲うことがあっても、ここまで荒々しく馬車を追いかけることは少ない。


「2人ともとりあえず倒すぞ」


「オッケー!!」


 瞬時にカレンのライトニングで一掃された。

 横を見ると馬車は止まっており、商人が降りてきた。そして大袈裟に思えるほどの感謝をされた。

 でも一つおかしいと思うことがある。馬車からは決して匂えない筈のものが匂ってくる。


「あんた闇商人だろ」


「なんだ君は!会ったばかりの俺に対して早々闇商人なんて言うのは失礼だろ!!」


「そしたらなんで、馬車から魔物を高揚させ次第に荒々しくする香りさせてるだ?」


「それってもしかして、最近捕まえた商人が持ってたにおいぶくろのこと?」


「そうだよ。あの独特な香りがなんでこの馬車から匂ってるんだ?」


 闇商人は、え、アイツ捕まったの?みたいな顔でこちらを見て居た。結局やつは白状して俺たちはまた小国ランに戻る羽目になってしまった。

 この馬車はとりあえずアイテムボックスに入れて、馬と一緒に転移で戻ってきた。

 最初は驚かれたが本当に感謝された。また呼び止められる前に退散して、小国リポーンに向けて出発した。

 

「まさか戻ってくることになるなんて......」


「しょうがないわよ。気を取り直してまた行くわよ」


「ロード、そこまで落ち込むなよな」


 同じ場所に戻ってくる頃にはすっかり真っ暗になっていた。ここで野宿する羽目になるとはと思いつつ、ご飯を食べ明日を待つ。

 翌日、またゆっくりと歩き出す。5日で着くという村は、どんな所なのかワクワクしながら歩くことにした。

 やっぱり楽しいこと考えないと、ダメだよねなんて思いながら重い足をなんとか軽やかに歩いていく。

 何時間たった頃だろうか。森に入ってからというもの何かすごい匂いがする。

 しかもとてつもなく臭い。


(なんの匂いだよこれ)


(知らないわよ)


(歩いているとなんかさ気分悪くなってきた)


 レンの顔は真っ青になっており流石にヤバいと感じて俺たちは、空中加速(アクセラレーション)で上空に。

 レンはなんとか落ち着きを取り戻していたが流石にしんどかったのか口数が少なくなった。

 そして辺りを見渡すと森林の中になんか湯気が立ち込めるのを確認。そしてそこが臭いの本拠地だった。

 俺は意を決して降りることを決意。そして降りる手前から臭さに耐えながらその臭いの元凶に会うことができた。

 そこに居たのは可憐な何かだった。

 そして俺は倒れた。追ってきた2人も耐えきれずに倒れていくのだった。

 

 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 いかがだったでしょうか?

 新キャラ登場します

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