第66話 あの事件から1日後
楽しんでいってください。
膨大な魔力を感じ取れたのは周りにいた人たちだけではない。もちろん魔王フェンも例外ではない。
「あの魔力は、確かカレンか。その横に同じような魔力。でもカレンの方が強いな。でもムラがないのはこっちの方か」
「よくわかるわね。魔王」
「当たり前だ。あの良い魔力忘れる方が無理だ。でも1番面白かったのは、ロードの方だなやっぱり。サキュバスを蹂躙した男冒険者なんて初めてだ」
そりゃそうだ。ロードは、昔から状態異常系は効かない。効かないというより私の実験に付き合ってもらったって方が正しいかな。ロードも魔法耐性100%の持ち主だ。その為大いに実ゲフンゲフン、友好的に協力してくれたものだ。本当に感謝している、ありがとう。
自分でもわかってるか知らないけどロードは、並外れた耐性を持っている。しかもあいつは異性になんて微塵も興味を示さない。あいつには、そういった欲なんてないんでしょうね。サキュバスの色気とか普通なら効くのよ。でも私は、ロードとそういった関係なりたいけどね。
「まぁ昔からそうだったわよ。村に現れたサキュバス倒したのだってロードだったし」
そう言って私は、牢屋に戻って行くのだった。
一方国が元通りになったと大騒ぎだ。それを横目に2人を連れて宿に向かう。
それぞれ部屋のベッドに寝かしつけ俺とレンは、一度自分たちの部屋で休むことにした。
俺は、すぐさまベッドに横になり深い深い眠りについてしまうのだった。
起きたら朝が明けていた。結局あの後俺は、起きることなく寝てしまったみたいだ。
俺は、とりあえず顔を洗い3人の様子を見に行くことにした。そしたら案の定2人は寝ていたが、レンは起きていて2人で朝食を取ることにした。
まだお祭り騒ぎは続いているらしく朝から陽気な歌と音楽、笑い声が絶え間なく聞こえてくる。
「賑やかだな」
「そうだな。やっぱカレンたちが直してすぐに住めるようになったのが大きいかもな」
「だな。俺は倒すことは出来るが魔法で直すことは一切出来ないからな。あ、そういえば俺レベルアップしてた。レベル43」
「えー、嘘!?レベル5上がってるやん。どんだけサキュバス倒したんだよ」
「サキュバスキラーっていう称号が貰えるぐらい」
マジかよ。俺なんてようやく41に上がったのに。流石に引くわと思いつつ料理を食べその場を後にする2人だった。
とりあえずロードは、行く所があるらしく俺とはそこで別れた。
やべー忘れてた。クエストの一つに宅配クエストあったの完全に頭から退いてたわ。
すぐに届けに行かないと。えーと確かこっちに行ってあっちに行ってそして真っ直ぐ歩いて到着した。
そしてクエストはクリアとなった。
その日は結局カレンたちが起きてこずあまりすることなく1日が終わって行くのでしてた。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
いかがだったでしょうか?
お久しぶりにメグや魔王が登場しました。また今回の事件のちょっと前日譚でも書こうかなって考えています
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