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第55話 魔物達の異変


 6章開幕です!!

 


 俺たちは、草原を歩いている。念願だった草原だ。もう感触最高だし、歩きやすいしでとても好きだ。

 それを心から噛み締めていると、カレンから次の小国の話を聞かされた。


「次に目指すのは、小国ラン。まぁ特色のない小国だよ。それまでに、3つの村を越えなきゃ行けない。そこで、出来る限りクエストをクリアしたいと考えてる」


「それでいいと思う。ここからは、A級も出てくるし、レベリングもして行こうぜ」


 そうして、俺たちの次の目的地小国ランである。次の目的地も決まったことだし、心機一転頑張ろうと思った。

 何にもない平原をひたすら歩いていく。そうしていくうちに、どんどん時間は夜に向かっていく。

 そうして、砂漠を出て数時間今日は何事もなく1日が終わっていくのだった。

 翌朝、俺たちはまた歩いていく。ひたすらひたすら歩いていく。魔物が1匹たりとも居ないこの状況、ただ歩くのには、暇という文字が頭の中に出始めていた。


「今日さ、久しぶりに技練習しない?」


「最近できてなかったしな。3人で組み手やるのか?」


「俺はいいよ。極力一閃の練習しようと思ってるし」


「個人練習だよ。そろそろ光魔法新しいやつ開発し始めようと思って」

  

 そう言って3人が少し離れた位置で、それぞれの練習に没頭していった。

 そうして、ひたすら練習練習していく。

 自分には、今何が足りないかそれぞれ模索しそれがなんなのか見つけたいと思って今回の練習に励んでいた。

 そうして気がつくと昼時の時間になり、ご飯を食べまた歩いていく。


「光魔法行けそうか?」


「構想は、出来てる。でもそれをどう顕現させるかまだまだ問題山積みだよ!」


「俺は、槍の精度よりあげたいと思ってひたすら素振りだ」


「俺は、剣のコンボ技を上手く使いこなそうかなって思ってるわ」


 3人それぞれの課題を言い合うことで、いい感じなアイデアが浮かぶと思っていたが、そう上手くはいかなかった。

 結局また歩いていく。ずっとずっと同じように歩いていく。


「なんかおかしくね?」


「え、何が?」


「魔物の気配全く無いんだけど」


「言われてみたら確かにそうだな」


「異変起きてる可能性あるよね?」


 そう言ってみるが、あまりピンと来ておらずまぁ大丈夫でしょの一言で終わった。

 こんな状況、俺からしたら異常だ。魔物の気配が完全に無いなんて、あまりみられないし心のどこかで胸騒ぎがあった。

 その後も何事もなく、夜を迎え次の日を夢の中でまた浴びていた。

 翌朝、俺たちはまたいつもの如く歩いていく。ただひたすら歩いていく。

 それなのになぜか魔物がまったく居ない状況が続いていた。そうしてまた昨日と同じように歩いてった。

 そうして、村に着いたのはその日の夕方だった。

 村は、活気もなく不自然な静かさを漂っている。

 ギルドは、開いてるようなので行くが受付嬢以外誰もいない。

 なんならクエストすらない。

 

「え!?」


「クエストがない件ですよね。この村周辺では、一切の魔物がここ数週間確認されておりません」


 魔物が確認されてない?そんなことがあり得るのか?頭の中で悶々と出てきていた。

 

「その原因はわかっていなの?」


「全くわかりません。魔王幹部の襲来で魔物がこっちに流れてくるのは、確認されていましたがそれから数日たった後、その後一切居なくなりました」


「集団神隠し?その原因俺たち調べてみます」


 そうして緊急クエスト『魔物調査。魔物が消えた原因を探れ』が開始されたのであった。




 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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