表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/352

第41話 異変

 楽しんでいってください。


 俺たちは、昨日のオーガJr.のことをまとめて報告書を作成した。これでより良い研究として使ってくれたら本望だと思いつつ、俺たちは出発した。

 数日を過ぎた頃だった。今までは特におかしな点など無かったが違和感を覚え始めていた。

 流石に魔物の大移動が凄すぎると思っていた。そう思うのも無理はない。

 その理由は、今の俺たちでは知るよしも無かったが後から納得がいってしまったのだから。

 大移動で移動して来た魔物達を襲って来た場合は、即座に対処という形で纏まっている。

 やはり数が多いため、全部と殺り合っていたら俺たちの体が持たない為、気配消しを常時発動するなんてことになってしまった為2人は、魔力の消費量も多くなってしまっている。

 でもここまで多い魔物が大移動をしているのは、村や小国に迷惑が掛かるので、カレンから母親に対して対処依頼を連絡してしもらった。

 結果王都のギルドと魔法会の共同部隊としての編成が決まり、様々な冒険者や魔法使い達が西門へと向かうことを聞いて安心した。


「良かった。これで安心出来たわ」


「そうね。私たちも出来る限り減らして欲しいって言われたわ」


「俺はいつでも行ける!!」


 そんなことを言いながら俺たちは、引き続き気配消しをして歩いて行った。

 まぁ次第に雑になってしまうこともあり、度々バレて行った。

 その時は、すぐさま臨戦態勢を取り立ち向かって行く。そうして進んでいくうちに、予定していた所よりもだいぶ手前で今日は野宿することになってしまった。

 やはり戦闘が増えたらその分時間を取られてしまう。でもここで経験を積んだか無いと後から困るのは目に見えていた。

 このジレンマから早く抜け出したいと思ってしまうロード達であった。

 翌朝俺たちは、魔物の大移動も収まってるいることを確認して出発した。

 その一方であの村付近では、転移で集まって来た冒険者や魔法使い達が集まりだして来た。

 ギルド長自ら出向き指揮を取っている。

 村を守る防衛隊と進軍隊として二手に分かれる決断を即座に行いそれの準備に取り掛かっている。

 そうとも知らないロード一行は、ひたすら丘の頂上を目指し砂漠が目視で確認出来るかどうかを知る為、寄り道をしていた。

 丘を登って行くとき大変なのが、植物魔物達との戦闘である。奴らのテリトリーに自ら入らないといけない為、大変危険なのである。

 それを最小限に抑える為3人は神速で駆け上がって行った。

 そうして丘の頂上に辿り着いた時、ロード達は絶句した。

 それは魔物のが列を作り、進軍していたのだ。俺たちの目的である砂漠は、その向こうなのも確認出来た。


「どうする?」


「流石に数が多すぎるわよ」


「ここで戦うのは無茶だ。ロード」


 でもここで食い止めなければ、王都から来てもらってるギルドと魔法会の人達では足りないのは目に見えていた。

 ロードは、カレンに状況報告として連絡を頼んだ。そして俺とレンで先行して戦うということで無理矢理説得させた。


「2人ともすまねぇな。ここでこんなことになってるなら砂漠では何が起きてるか分からない。絶対にこれ以上こっちに進軍させるのは不味いんだ。最初から本気で行く!!」


 2人は呆れた顔で見ていたけどそんなことは関係ない。

 3人は、聖女の願いを発動させた。

 そしてたった3人で魔物数百との戦いに火蓋が切られたのであった。

 


 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 いかがだったでしょうか?

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

 もししていただけたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

 ぜひよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ