第33話 ロードvs長身仮面魔法使い
楽しんでいってください。
こいつ、魔法使いか?さっきのパワーウィンドウは明らかに俺より格上だ。なんとか弾いたがこれを何発も受けるわけには行かない。
速攻で倒す!!
神速からの一閃発動、一気にダメージを与えに行こうとしたが、ハリケーンを発動された。
やっば、一閃をハリケーンにぶつけるが逆に飲み込まれかけた。でもこのまま破壊できなければ、村に被害が及ぶ。
「影分身、ソード・インパクト」
本体を含む12人で破壊そのままの勢いで、突っ込む。12人それぞれが好きな技を出していく。
それをもろともせずに空中にいた俺たちに向かって、インフェルノので分身を破壊。
影渡りで危機を出しった俺の一撃が懐に入る。
それを自身の防御壁でガード。
硬い。こいつカレンと同じぐらいの防御壁を貼れてるのかよ!
くそ、一度体勢を足せ直すため後ろに引く。
攻撃力上昇からのソード・インパクトであの防御壁を打ち破る。
そう思って、一度剣を構え直す。その時だった。
魔弾での攻撃が開始され始め、それを斬っていく。しかもこいつの魔弾、速い上に的確に飛んできてやがる。懐にもう何発も食らってる。
痛い過ぎる。このまま防御なんか続けてても俺の方が、倒れてしまう。
でもここで俺が動いたら、村に被害が及ぶ。レンの方に頼めるわけがない。
今あいつの方は、手下達に囲まれてそれどころではない。
しょうがない。正面突破でそのまま突き進む。その間自分自身の防御壁が、自分を守れる唯一の手段となる。
「攻撃力上昇、神速、ソード・インパクト」
先ほどの攻撃で、防御壁が崩れ、体勢を崩した瞬間チェックメイトと思って大振りな振り方で剣を振りかざした。
それを咄嗟に、「ファイアソード」そんな声が聞こえたのだ。
杖から火の剣が形成され完璧に守られた。
一気に形成逆転の状態に持って行かれ、弾き飛ばされた。
「あの魔法使い、近接戦闘も行けるのかよ」
一気に詰められていく。完全に守ることしか出来なくなっていた。反撃のチャンスを伺うが、全くと言っていいほどない。
太刀筋の正確の良さ、それを一心狂乱に打ち込んでくる。そんな状態の中、打ち返せるわけがない。
一旦引こうにもそれすらが出来ない。そんな状態の中、もうあれを使うことでしか脱出方法はない。
聖女の願い発動。その瞬間から相手の太刀筋が遅く見えた。
「ソード・インパクト」
一気に弾き返す。そのまま詰めて、一閃発動。先ほどからの劣勢を見事に復帰した。
その点相手は、何が起こったのか分からず、攻めように攻められずに立ち止まっていた。
「こっからは、俺の番だ!!仮面をぶっ壊して素顔見せてもらうぞ」
気配を消し、ひたすら攻撃を与えていく。それを打破しようと暴れまくる、仮面魔法使い。しまいには、上空に飛び上がった。
「ソード乱舞・火」
火の勢いが増して刀身が長くなって、柔らかくなっている。そこから繰り出される火は、色を変え暴れ始めたのだ。
それを止めるべく、瞬時に近づいていく。今の俺には、こんなのは効くはずもない。
相手の思惑を打ち崩す様に、相手の目の前に立つ。今度は失敗しない。
そう思っていた、その時だった。
「来なさい!!帰るわよ」
荒々しい声で叫ぶ女性。その瞬間やつは、瞬時に移動し女性の方にいた。
「誰が逃すって言った?私が逃すわけないでしょ」
「私は、あんたに一方的にやられたわ。逃げるのは当たり前でしょ。じゃあね」
「待って!!アリランさん」
その言葉で躊躇したのか、止まる仮面の男。
それを無理矢理転移させようと、している時だった。思いっきりその女性にカレンの殴りが炸裂した。
吹っ飛ばされたがすぐにアリラン?が駆け寄るそして消えたのであった。
俺たちは、すぐにレンたちの方を振り返ると、全員を倒していて縛り付けていた。そしてエリナは、膝から崩れ落ち泣いていた...
最後まで読んで頂きありがとうございます。
泣く理由とは、
次回もお楽しみに!!
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