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メグの怒り②

短編


 ハヤが目を覚したのだった。こいつも我失ってたら流石に私はこれ以上無理だ。

 それは無理だった。我忘れてる。流石にきつい攻撃だけどやれることはやる。


「影分身、ソード・インパクト」


 分身11人を出し私含め12人になる。6体ずつでソード・インパクトを、それぞれ放ち2人を壁に向かって打ち込こむ。

 その衝撃で2人は正気に戻ったがもう私は限界に近い。

 なんとか回復魔法を発動させるが、心的にはもう無理。そんな時だった。

 ミヤの放ったブラックボールが爆発して、ロードたちの安否がわからなかった所が映った。

 より怒りの気持ちを増幅させ、諦めムードを断ち切り反撃に転じたのだ。

 私は構え直し、神速と影分身を発動。そこから一気に詰めていく。ハヤとラングは、まだ壁にのめり込んでいたが、いつでも反撃出来る状況ではあった。

 それでもメグは詰めていく。そうしないとロード達を助けにはいけないのだから。


「さっさと諦めなさいよ!!ライトニング!!」


 ライトニングを発射させる。それを全てハヤに破壊される。それこそがこれの真の狙いである。破壊した瞬間に小規模な爆破が起きる。それプラス12人分の煙幕を発動させる。

 私は2人の位置は把握済み。私は気配を消し刺突竜やスラッシュなどを発動させる。

 やはりそんな状況でも咄嗟の判断能力は凄まじい幹部達。


 ハヤが飛び立ち「霧払い」を発動。


 煙幕が晴れていく。最後のチャンスだと思い、ライトニングでハヤに攻撃。その次にラングに対して、懐近くにいた分身と入れ替わり、ソードインパクト発動させた。

 ハヤには躱されたが、ラングにはクリティカルで当てられた。


 その時だった。魔王が「ちょっと出かけてくる」


 私は魔王に飛びつこうとしたがハヤに止められ結果魔王はニヤリと、笑ってその場から消えたのだった。

 すぐに画面を見ると、魔王はロード達に接敵していた。

 私は、ハヤに完全に止められ余所見をした瞬間に斬られたのだった。


「僕たちと戦ったてるのに余所見なんてする余裕があるなんてね」


「あんたたちなんて私は眼中にない!!まだこんな攻撃で勝ったと思わないでね」


 回復させながら、立ち上がるがふらふらである。

 回復にも限界はある。そして意識が微かに遠のいていくのを感じ取りながらでも、剣を構える。

 その時だった。トンと首筋に攻撃され私の意識は無くなったのだった。

 気がつくと牢屋で、眠っていた。

 その頃にはミヤも帰ってきていた。なんなら牢屋の前で立っていた。


「何?嘲笑いにでも来たの?」


「そんなことはしません。ロードに本気で殺されると思いましたをわ」


「本当に?」


「えぇ。実際に腕は斬られましたし魔王様が来なかったら確実に死んでいたでしょうね」


 それじゃと去っていた。すぐさま私は牢屋から脱獄しミヤに声を掛けて振り向きざまに、思いっきり飛び膝蹴りを喰らわしたのだった。

 そうしてまたミヤにはぶっ飛ばされたが、またロードを待つ日々が始まったのだった。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

明日から4章開幕です。

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