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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
3章 新たなる出会いと王都と魔法学園
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第30話 別れと西門攻略出発!!

祝30話達成!!


 3日間戦い続けたカレンが帰って来た。今にも死にそうな顔でふらふらになって自分の部屋で1日眠り続けていた。

 俺たちは結果王都からの出発することが決まった。理由はあの騒動による騒音問題だ。

 まぁその騒音のおかげでも良いこともあった。、冒険者ギルドの方では、この3日間で王都の魔物系依頼が全て消えたことである。夜通し戦っていたの横目に、魔物の大暴れ騒動が起きていた。

 それを冒険者たち総出で狩っていたのである。

 その甲斐あって俺は、レベル35。レンは、レベル40になったのであった。

 カレンも後から聞くとレベル34になっていたそうだ。魔法でぶつけ合っていた時に巻き添えになったのだろうと言っていた。

 そして普通では、あり得ないルールが俺たちにはつけられることになった。

 それは以下のルールだった。

 

 1.西門攻略終了まで王都入国禁止

 2.ギルドクエスト最低15個クリア


 王都での騒音騒動で大ごとになってしまった。そんなことを思いながら、俺たちは準備を進めていった。

 カレンが目覚めるまでの間にレンは、魔法学園に4人の弟子達に伝えに行くと朝早くから行ってしまった。

 多分夕方までは帰ってこないだろう。

 そうしてまた準備をしていると転送で荷物が送られてきた。

 それは、王都の初日に頼んでいた防具が完成したみたいで、送ってくれた。

 すぐに連絡を入れて中身を確認し、レンが帰って来たらびっくりするだろうななんて思いながら街に繰り出したのであった。

 とりあえずいるのは、食材とポーションが最優先事項だよな。

 とりま金貨銀貨は沢山持っているのでどんどん買っていく。ここで買っておかないと帰ってこられないからな。

 そんな時だった。大柄の男とその手下?に囲まれたのであった。


「どちら様でしょうか?道開けてくれませんか?」


「カレンがいつもお世話になっているからな」


 カレンの知り合い?いや親か?


「もしかしてカレンの父親ですか?」


「あぁ。察しが良いね。カレンの父親で職業ファイターだ」


 そういうことか。あいつの近接戦闘が本気で強かった理由が今わかった。

 

「どのようなご用件でしょうか?」


「カレンちゃんは無事かい?子供の頃はずっと修行修行で厳しく接してしまってもうどうやって接したら良いのか分からんのだよ」


「ふらふらになって帰って来てましたけど、今は眠ってますね。カレンさんは修行感謝していましたよ」


 そういうと喜んでいた。道を開けてくれて俺はその場を後にした。

 そうして俺は買い物の続きを始めたのだった。

 帰って来たのは夕方5時ごろである。

 その頃にはレンも帰って来ており、花束や冒険に役立つアイテムをくれたそうだ。

 喜んでアイテムボックスに入れて持ち帰って来ていた。

 

「そういえばあの4人組の魔法使いってどんな子達なの?」


「それぞれの属性に1人ずつ居る感じ。光魔法使いは回復も使える。防御魔法は全員貼れるかな」


「良いじゃん。バランスとれたパーティーだな」


「そうなんだよ。授業のカリキュラムの一環で魔法以外の戦闘も学んでるしな」


 そうして俺は、レンに鎧を渡した。めっちゃ喜んでいて背中の火のマークが気にいったそうだ。結局夜まで待ってみたけどカレンは起きてくることはなかった。

 翌朝俺たちは部屋を後にして、西門入り口前まで来ていた。


「どんな所なのか楽しみ!」


「そうだね。私のせいでなんかルールなんか追加されちゃったけど」


「気にするなよ」


 俺たちは西門から出ようとした直後沢山の人たちに呼び止められた。


「レン先生ー!!絶対帰って来てね。皆んなで待ってますから。その時までにもっともっと強くなってます」


「ありがとう!他の先生の勉強も頑張るだぞ」


「はい!!」


 元気な声が響き渡っていた。そしてカレンの母親父親。師匠と幼馴染が来てくれていて、カレンも喜んでいた。

 そうして俺たちは見送られ西門攻略を始めるのだった。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

3章本編無事完結いたしました。

いつも通り、出て来たキャラ、解説も書きますのでよろしくお願いします。

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

もししていただけたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!

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