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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
3章 新たなる出会いと王都と魔法学園
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第29話 解決と復活

楽しんで行ってください

 

 私は、結局その日はそのまま眠りついたまま朝を迎えた。朝の5時頃で、まだ仲間たちは寝てる時間だ。

 置き手紙をドアの間から入れて、外に出た。

 王都に帰って来てから、仕事仕事で鈍ったのかななんて考えながら1人静かな王都の街を歩いていた。

 

「もう体は平気?あの時は助けてくれてありがとう。」

 

 振り返るとリンがいた。「えぇ。早いのね」


「え、普通にクエスト受けてた。カレンこそこんな時間に何してんの?」


「昨日1日寝たら早く目覚めちゃったのよ。だから散歩でもしてたのよ」


 リンは、それから散歩に付き合ってくれた。世間話をしながら、王都でも有名な絶景スポットまで歩いた。朝日が出るその時を一緒に待った。


「何か悩んでるの?」


 ふとそんなことを言われハッとなった。やっぱり気づかれてたのか。そりゃ生まれた時からの幼馴染だもんね。


「そうね、悩んでいる。今回さ、私にもっと力があればリンをもう少し迅速に助けられたかなって思ってたのよ」


「十分安全に助けてもらったわよ。昔からカレンは、戦い優先なんて言ってたけど、私がピンチな時は絶対にすぐに助けに来てれたじゃん!!」


 リンは、本当こういう時の記憶力は良いだよな。感謝の言葉を言いつつ、また今日から頑張ろうと思えた。

 そして王都に朝がやって来たのであった。

 宿に戻るとレンもロードも起きていた。


「今日はどうする?」


「久々に3人でクエスト受けない?」


 2人は乗ったのかすぐに準備始めギルド向かったのであった。

 どのクエストにするか迷うな。1人で受けていた時は、手頃なやつ受けてたけどどうしよう?


「ロードこれなんて良いんじゃない?」


「こっちも良いのあったぜ」


 2人から渡された2枚のクエストが書かれた用紙。

 1つ目は、A級魔物討伐依頼。

 2つ目は、この前アルタとやった様々な魔物30体

 結果両方受けることにして、俺たちは受理してもらった。

 ギルド嬢の話によるとやはり、A級魔物や上位個体が出て来たとあって狩りに出ているのは熟練の冒険者達のみだった。

 それ以外の人たちは今は狩りに出るのを推奨はしていないと言われた。


 森に着いた瞬間だった。そいつは通常サイズより大きいヌシサイズであるキラーラビットが現れた。

 その周りには通常サイズのキラーラビット数十体居る。


(カレン。ライトニングで周り頼む。レンは俺とそのスキにヌシの攻撃)


 すぐにライトニングで攻撃。俺とレンはそれぞれ、加速と神速で詰めていく。


「乱れ突き」


 ヌシタイプのキラーラビットには、効果が薄かった。


「一閃」


 こいつ刃が全然入られねぇ。ヌシってこんなにも硬いのかよ。通常タイプは普通に切れたのにやっぱ違う。

 

投擲(グングニル)


 少し離れた位置に移動していたレンからの一撃は大きい。そこからもう一度一閃を発動した。

 そしてふらついた瞬間にカレンの蹴りで空中に浮かび上がるキラーラビット。

 カレンのライトニングが突き刺さる。

 その瞬間絶命したキラーラビットが落ちて来て、辺りは血でべっとりついた。

 3人とも血でべっとりになりながらも、お互い見合わせ笑いが込み上げて来た。

 結局辺りを綺麗にして後数匹で、30匹達成は丁度いたゴブリン集団を倒して俺たちは、王都に戻って来たのだった。


「ねぇ2人とも。そろそろ出発しない?」


「え、でもお母さんからの依頼はいいのか?」


「うん。任せといて」


 その後3日間カレンは帰ってこなかった...

 噂では、近くの平原で魔法が飛び交っていたという。



最後まで読んで頂きありがとうございます。

次かその次で3章は終わりです。

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