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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第29章 魔王との戦いに向けて準備と最前線突破攻略戦
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第287話 王都に現れし魔物


 楽しんでいってください。

 29章始まりです。


 ロードたちは、早速王都に転移した。

 いつも通りの賑わいを見せている。

 ただ魔法界本部は、いつも以上に忙しく働いていたのだ。


「あ、ようやくきた。来たばっかで悪いけど、王都周りの魔物を片付けに行ってくれる?」


 俺たちは、それを了承し魔物討伐に乗り出していた。

 野営地に俺たちは移動したやさき、衝撃な光景が目の前に現れた。


「ナバラ!?」


「あ、師匠っていたたたぁ」


 ナバラは、至る所怪我をしている様子であった。

 他の仲間たちも同様である。


「何があったんだ!? また無茶な攻撃したのか?」


「私から説明します。最前線で目撃されている魔王軍幹部部下が、王都でも最近現れるようになりました」


 エマがナバラに変わって説明をしてくれた。

 少しピンと来たことがある。それは、奴らは前線を大体元通りに戻すこと、そのために王都周辺にアイツらを派遣したのが瞬時に考えついたことであった。


「そいつらについては任せておけ。各自配置につけ、攻撃に出るぞ!!」


 ナバラたちの仇を取るべく、すぐに野営地を飛び出した。

 野営地から、少し行った先で大きな砂ぼこりをあげているのが確認できた。


「あそこか」


 一気に神速で走り出した直後、まだ最高到達スピードに達してない今、襲撃を受けた。

 大きく吹き飛ばされ地面に叩きつけらたのだ。


「ーぐあああっ! 今そこには誰もいなかったはずだ」


「おそらく、気配消しだよ。しかも恐ろしくうまいし、どう考えてもこいつらの長ソウだよ」


 ライカは、気配消しを気づけなかったことでイラついているのが、誰の目から見てもわかる。


「1回深呼吸しろ!」


 そんな言葉は、ライカには届きはしなかった。

 ただ、オーガを狩るために動き出していた。

 突っ込んでいたライカは、同じように気配を断つ。それをキョロキョロと探しているが、もう遅いと悟った。


「神速式・二刀首刈り」


 自分より巨体の魔物を一刀両断。それは、誰が見てもこう呟くかもしれなかった。


「美しい」


「ソウなんかに負けて暇なんてない! 我双剣道に不可能はない」


 そのまま瞬く間に、斬られていく。それはライカの独壇場であったと言える戦闘であった。


「ライカナイス!!」


「行きましょう!」


 その後も奇襲攻撃を受けつつ進む。ただ、1度喰らってからはまともな奇襲攻撃の成功は1つもない。

 ライカのアンテナが水を得た魚のような動きをしていた。


「もうすぐ前線だ! 気合い入れろ」


 俺たちに気がついた、冒険者や軍の連中らの士気が一気に上がる。苦戦を強いられていた状況で、一気に押し返すことに成功。


「野営地にも一歩も近づかせるな!」


「ライトニング」


投擲(グングニル)・インフェルノ」


 魔法界コンビの活躍もあって、魔物たちは逃げていったのだ。

 それだけなら、大団円で終わったと言えたのだろう。だがそれで終わっていたら、王都に攻めてくる意味がない。


「もしかしてアイツ…ナバラに怪我させたやつか」


 正直確証も何もない。ただ、嫌な予感が脳裏に過ぎるのであった。







 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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