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第284話 再会と酒場


 楽しんでいってください。


「2人とも元気だったか?、それよりそこは仲が良いみたいだな」


「元気元気、ウィンデとはこの国で知り合ったのよ。それで意気投合しちゃって」


 エリナは、とても楽しそうに話していた。奴隷問題が片付いたおかげで、楽しそうに見えたのだ。

 そんな中、マークの胃袋が限界を迎えたのか、盛大に大きな音を出したのだ。

 

「わりぃ」


「そりゃそうだ。俺たちお腹空いてたのすっかり忘れてたぜ。どっか良い店ないか?」


「それだったら、この国1番のお店紹介するわ。ついてきて!」


 そうして、ウィンデについて行くと、そこは国1番の盛り上がりを見せていた酒場である。

 色々な人たちが、とても楽しそうに食事をしているのが印象的である。


「お、ウィンデ! 今日は大勢だな。いつものやつ人数分頼むか?」


「それお願い!!」


 ウィンデは、店員さんとの会話を済ませ席に案内してくれた。

 お水は、セルフらしくウィンデは案内を済ませてすぐに取ってきてくれたのだ。


「お、ありがとな! それでさっきのってなんなんだ?」


「この酒場名物。巨大ハンバーグだよ」


 その後も、止まらなく勢いでハンバーグの良さをひたすら語り続けていた。

 そんなうちに、先ほど話していた店員さんが見かねたのかこちらにやってきたのだ。


「ウィンデ、お前な…いつもの癖出てるぞ」


「ーいっったあぁ。お盆で叩かなくても良いじゃん」


「それより注文どうすんだ?」


 ハッと気づいたのか、慌てた様子でメニューをどうするかこちらに問いかけてきたのだ。


「とりあえずお酒を人数分と、おつまみお願いします」


 そう言い終えると、彼はメモを施し去っていた。

 その間、改めてウィンデからは謝罪があった。

 そうこうしているうちに、お酒とおつまみが届いたのだ。


「乾杯!!」


「「乾杯!!」」


 思いっきり飲んで、つまみを食べる。最高な時間である。

 会話も楽しみつつ、そうしてメインが届くのだ。

 それは、大皿にどでかいハンバーグが存在感マシマシでのっているのだ。

 匂いや見た目からして、とてつもなく美味しそうである。

 溢れ出す肉汁を見て楽しみつつ、口に運ぶ。

 美味しすぎて、言葉が出てこないのだ。

 それだけ、美味しいのだ。

 周りのみんなを見ると、噛み締めている人、落ち着きを隠せない感じな人、人それぞれの楽しみ方をしている。


「ウィンデ、ご馳走様でした」


「いいのいいの。これでも騎士の端くれ、給料は良いのよ」


 食後の飲み物を楽しんでいると、事件が起こったのだ。

 酒場の外が、悲鳴の嵐である。


「行くぞ!」


 俺たちは、すぐさま外に飛び出したのだ。

 そこに広がった光景は、魔法使い同士のいざこざである。

 街中で、思いっきり魔法をぶつけ合っている。


「何をしているのだ貴様ら!!」


 今まで、楽しげな雰囲気だったのをぶち壊したのだ。

 奴らは、聞く耳を持たず魔法をぶつけ合っている。


「ここでこんなことしたのを後悔するがいい」


 ウィンデの逆鱗に触れたのだ。

 次の瞬間、2人の魔法使いは成敗されたのだ。


「ここで暴れるんだったら、最前線で暴れてこい。次やってみろ、豚箱行きではなく、最前線に送ってやるからな」


「ちょっとごめんなさい。私の前でもよくやれたね」


 カレンが、拳の骨を鳴らしながら目の前に立ったのだ。

 魔法使いの2人組は、何も言い出せないうちに一発ずつ殴り飛ばされたのであった。


「うん、あいつらが悪いな」


 それで片付けつつ、俺たちはお店に戻るのであった。


 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 いかがだったでしょうか?

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