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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
3章 新たなる出会いと王都と魔法学園
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第25話 王都のギルド長との対談

楽しんでいってください


 朝カレンからの呼び出しで目が覚めた。


「おはよう。どうしたの朝早くから?」

「ギルド長からの呼び出しだよ!」


 そう言われて、俺はすぐに準備をして部屋を後にした。なぜ呼び出されたのか最初は全くわからなかった。まだ脳が活性化しきれなくて考えがまとまらない。


 理由を考えていると、カレンが「昨日言ってたじゃない。A級魔物が出る原因が大きな戦いが始まろうとしているって」

「そのことについて、わざわざ呼び出しくらう必要があった?だって王都では、年に数回は大きな戦いが起きているだろ?」

「それもそうなんだがな、A級魔物が偵察のためいるっていうのは初めてわかったことなんだ」


 そう言われて、まだ活性化出来てない脳で何とか理解しようとしていた。ギルド長...村のギルド長とヴィストラのギルド長にしか会ったことしかないな。どんな人なんだろうか?やはりムキムキの大柄な男なんだろうか?

 

 街を歩いていると、カレンが思い出したかのように「はい朝ご飯」と手渡してきた。

 

 それは、オーク肉をパンでサンドされたものだった。それをほおばりながら、俺たちはギルドを目指した。

 ギルドに着くやいなやすぐに応接室へ通され、俺たちはそこで話をすることになった。

 俺は驚いた。そこにいたのはムキムキの大柄な男性ではなく、可憐な大人の女性が外の様子を眺めていた。


「お待ちしておりました。ロード御一行の皆様。私王都にてギルド長しておりますランダと申します。以後お見知り置きを」

「こちらこそ今後ともよろしくお願いします」

「早速ですがA級魔物が偵察にきているのではと言うことに関してなのですが、こちらはどういった形でそう思ったのかお聞かせ願えませんでしょうか?」


 あー、やっぱりかーそのまんまのこと伝えてもいいんだけど。でもなそんなこと言ってたのアルタなんだよなぁ。あいつは今どこにいるのかなぁ?そんなことを考えながら質問の返答をどうするか考えていた。

 

「この話は、昨日一緒にいた青年から聞いた情報です。なので詳しい内容はわからないのですが、やはり王都では長年魔王軍と戦いが年々増えています。そのため、私自身の考えとしては、強い魔物の方がやはり討伐されにくいと考え、偵察に当たっていると考えます」


 ランダは、少し考え込み1度席を離れ応接室を後にした。それから10分後のことだった。大量の資料を抱えて戻って来たのだ。


「これは?」

「この資料は、過去5年分の魔王軍との戦闘資料です。ある年を堺に魔王軍との戦闘前A級魔物が一時的に増えた時期があります。ですがその時期にはばらつきが見られ、このような考えには至りませんでした。今回の事は魔法会、王宮、ギルドの合同で調査を進めていきます。今日は朝早くからありがとうございました」


 俺たちはギルドを後にした。カレンたちは、やはり魔法学園での仕事があるらしく、結局俺はまた1人で散策することが決まったのだった。

 王都に来てからまともに3人で行動してないなぁなんて思いながらさて今日はどこ散策しようかななんて思いながらとりあえず朝風呂にでも行くかと足を動かし始めたのだった。

 この世界の風呂屋は朝から早くやっている。なぜなら、魔法の洗浄(クリーン)ですぐにきれいにできるからである。

 しかも、お手頃な価格で入りやすいのも良い点である。そして何より、出会いがあるのだ。


「あ、カイトおはよう!一緒に狩り行かない?」

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

今回はギルド長との話し合いでした。

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

もししていただけたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!


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