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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
3章 新たなる出会いと王都と魔法学園
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第24話 王都ギルドクエスト②

楽しんでいってください


 次に狙うのを決めながら、俺たちは、森から舗装された道に出て来ていた。

 アルタは、少し思ったことがある。あれが聖女の願いなのかと...

 レベル72のキングベアを普通こいつが倒せるわけがない。


「レベル今いくつだ?」

「えーとレベル30」


 やはり、メグが使っていたスキルと同じものだ。ミヤと戦った時は使っていなかったらしいが、なぜ今使った?

 普通使うならミヤの方に使うだろう。

 そんなことを考えていることを、全く知らないロードはキングベアに使った理由は、ただ一つ早く終わらせたかったからだ。ミヤに対して使わなかったのは、単に使いたくなかったからである。


「ねぇ、ここらさぁ、なんでこんなにA級魔物がいるわけ?」

「それはだなぁ。もうすぐ大きな戦いが起きる可能性があるからだ。昔から王都には、魔王軍が魔方陣を使って現れていた。そのため牽制として、強い魔物が送られてきたと言われている。まぁ定かでは無いけどね」


 彼は、うなずいていたが、そこまで興味なかったんだろうか?彼にとって今1番大切なのは、ここの心配よりもメグのことが最優先だろうか?


「次の魔物どれ倒そうか?」

「そうだなぁ。数が多い方が良いだろう?ここら周辺は確か、ウルフが群れで行動してるのを見たな」

「ウルフって普通の?」

「俺が見た時は強化版はいなかったな」


 早速、ウルフの群れを探すことになった。結果案外早く見つけることができた。

 そういえば、ウルフ単体のクエストがあったことを思い出していた。

 俺たちはまず、気配を隠して近づいた。やはりウルフは危険察知能力が高い。すぐにアルタの方は気づかれていた。

 アルタは剣を抜き、応戦していく。気づかれてもなんら関係なく倒していた。

 俺は奇襲攻撃を仕掛けて何匹か倒して行った。

 そこからはアルタとのコンビネーションプレイで倒して終わった。結局アルタとは、そこで別れた。

 俺は王都に戻って来てギルドに向かった。

 案の定ギルドでは大騒ぎだ。A級魔物を1人で狩ってきたと思われその誤解を解くのに時間がかかった。

 だがキングベアを1人で討伐したのは事実である。その為俺は仲間達より早くA級冒険者として登録することになった。

 そして俺たちのチームは名称未定のままA級パーティーの昇格が決まった。

 そのことを2人に報告したら驚いていたがでかしたとカレンからは褒められて終わった。

 明日からもカレンやカイトは魔法学校らしい。


 一つ伝え忘れたと思い出し「そういえば近々王都周辺で魔王軍との戦闘が起こるって本当か?」

「え、マジ?」

「アルタっていう今日一緒にいたやつが、A級魔物は攻める為に偵察で来てるって言ってたけど?」

 カレンは少し考え込み「おやすみなさい。私ちょっと実家帰るわ。今回のこと直接話してくる」


 そう言い終えるとカレンは、すぐさま立ち上がり出て行った。そうして俺たちもお開きとなったのだ。

 宿屋についているお風呂に浸かりながら、明日何しようかなってなんて考えていたのであった。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

アルタという青年?????です。

まだ秘密です。

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!


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