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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第25章 サキュバス軍vsロード一行
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第256話 ヴィストラ完


 楽しんでいってください。

 



 サキュバスクイーンには、危険別に大・中・小の3つの区分に分かれている。

 俺の前にいる手前4人が中の危険度を持つサキュバス。そして奥が大のサキュバスだ。


「あなた達、さっさとやっておしまい」


「大龍斬撃」


 相手に入って来させないように、初っ端から斬撃を全体に放つ。

 次の瞬間だった。カレンの魔法がフルに発揮する。


「なんだ!?」


 正直言おう。俺はこの時全くどんな攻撃をされたのか分かっていなかった。

 だが、サキュバス達が驚いているのが目に見えて分かる。


「まずは1体。一撃大抜刀!」


 右端に居たサキュバスに瞬時に近づき、首を斬り落とした。

 動揺している隙にと思い動こうとするが、奥にいるリーダーの強い圧を一気に感じる。

 思わず、大きく後に後退した。


 そして理解した。驚いていた理由はアレかと…だが、それは魔法があったからだ。

 それを凌ぐアイツの圧力、次の一手が厳しいものとなる。

 それから、お互い動けない時間が続いていく。両者睨み合いが続くばかりで、何も進展しない。

 

「何をビビっておる。さっさと殺せ…仲間の仇も取れないのか」


 おそらく誰もがそうしたいと思っただろう。誰もその一歩が踏み出せずにいた。

 だいぶ短気なんのであろう。奥から禍々しいまでの呪いがこっちまで襲ってきそうな勢いで、3人のサキュバスは正気が無くった。


「「コロス…コロス…コロス…コロス…コロス」」


 全員が一斉に、そんなことを言い始める。


「仲間を随分とゴミのように扱うんだな」


「それの何が行けないの?」


 もう人格も全てアイツの想いのまま動くアイツらを見ているのは、これ以上見ることは出来ない。


「今楽にしてやるよ。聖女の願い発動…」


 次の瞬間、彼女たちの首は宙を舞う。

 そして消滅し、呪いから解放されるのであった。


 瞬間、動いたと思ったら拳を大きく地面に叩きつけた。


「見た目はか弱そうなのに、随分とバケモンじゃねかよ」


 地面を大破させたところで何も影響はない。お互い空中戦をすればいいだけなのだから。

 ものすごいプレッシャーを放ちながら、距離を詰めてくる。

 

「いちいち圧力が凄いねぇ。でも無意味なんだよ…」


 次の瞬間、大剣で真っ二つにしたのである。


「えぇあぁ」


「神速式・一撃大抜刀!!」


 4分割されたサキュバスクイーンは、何も出来ずに消滅することとなった。

 そしてサキュバス達から解放された魔物や人間達。

 

(捕縛頼むぞ。人間の方)


(もう終わってる)


 改めて感知をすると魔物達の気配はなく、たった3人で片付けていた。

 そして、俺はサキュバスクイーンがふんぞり返っていた椅子に向かう。

 

「アイツまだこんなにもポーション持ってたのか」


 枕がわりになっていた袋の中身。全て魔物を呼び出すポーションである。


「これカレンに渡すべきだな」


「おーいマーク!早く戻りな」


 エリナは、俺の手を引き転移させるのであった。


「ここのことは任せなさい」









 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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